Mozillaは、同社が提供するWebブラウザ「Firefox」のOS X 10.6、10.7、および10.8サポートを終了することを発表しています。サポート終了後もプラットフォーム上で使い続けることは可能ですが、新しい機能やセキュリティ更新を受け取ることが出来なくなります。
Firefoxサポートが終了となるOSは、Mac OS X 10.6 Snow Leopard、Mac OS X 10.7 LionとOS X 10.8 Mountain Lionです。Google Chromeは既に4月13日(現地時間)にリリースしたバージョン「Chrome 50.0.2661.75」よりサポートを終了しており、これに追随するかたちとなっています。
なお、法人向け「延長サポート」(EST:Firefox Extended Support)については、2017年中旬までのサポートが決定しており、バージョン45が最後のサポート版となるとのことです。
Mac OS X 10.6 Snow Leopard、Mac OS X 10.7 LionとOS X 10.8 Mountain Lionのの3つのOS Xバージョンは、すでにAppleのサポートも終了しています。 Mozillaは、現在AppleがサポートしているOS Xのバージョンへのアップグレードを強く推奨しており、サポートされていないオペレーティングシステムでは、セキュリティの更新プログラムを受けられないだけでなく、そのために既知の攻撃を受ける可能性があり、使用し続けるのは危険だとしています。