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【iOS】iPhoneのパスコードがわからない、「iPhoneを探す」が有効になっている場合の復元方法

iPhoneのパスコードを忘れてロック解除できない!」場合、iTunesで同期した履歴があり、且つ「iPhoneを探す」の設定がオフであれば、iTunesでの復元・同期が可能です。ただ、「iPhoneを探す」の設定がオンの場合には、事情が異なります。この場合には、WebからiCloudにアクセスしての「iPhoneを探す」の設定解除および初期化を行う必要があります。

iPhone_Passcode

iPhoneを探す」設定が“オン”の状態になっていると、iTunesに接続しようとしても、以下のように「“iPhoneを探す”をオフにする必要」があるとのエラーメッセージが表示されます。そして「iPhone上のiCloud設定に移動して“iPhoneを探す”をオフ」にしてください。パスコードがわからないiPhoneで「“iPhoneを探す”をオフ」に出来るわけないですね。

iTunes-01

この状態のiPhoneなどのiOSデバイスを初期化して復元するには、iCloudでの処理が必要になります。

「iPhoneを探す」がオフの場合はこちらをチェック!

リカバリモードの復元はこちらをチェック!

「iPhoneを探す」が有効になっている時の復元方法

パスコードがわからないiPhoneなどのiOSデバイスで「iPhoneを探す」が有効になっている場合には、WebでiCloudを使ってデバイスを消去して復元します。

  1. PCなどWebにアクセスできるデバイスで、iCloudにアクセスし、Apple IDおよびパスワードを入力してサインインします。
    iCloud-01
  2. iPhoneを探す」地図画面が表示されます。画面上の中央にある「すべてのデバイス」をクリックします。「iPhoneを探す」設定されているデバイスの一覧が表示されるので、データを消去・復元するデバイスを選択します。
    iCloud-02
  3. 画面右サイドに表示されたデバイスの処理の中から「iPhoneの消去」をクリックします。
    iCloud-03
  4. このiPhoneを消去しますか?」確認画面で「消去」をクリックします。
    iCloud-04
  5. 画面右サイドに「iPhoneの消去」画面が表示され、Apple IDのパスワード入力を促されます。パスワードを入力して「次へ」ボタンをクリックします。
    iCloud-05
  6. 次に、「iPhoneの消去」画面で連絡先として利用する「電話番号」の入力を促されますが、ここはそのまま「次へ」ボタンをクリックします。
    iCloud-06
  7. メッセージ」入力画面が表示されるので、適当な文言を入力して「完了」ボタンをクリックします。この操作により、iPhoneの初期化(消去)が始まります。iPhone内のデータは全て消去され、工場出荷状態になります。自己責任で先にお進みください。
    iCloud-07
  8. 該当デバイスの初期化が開始され、「消去が開始されました」画面が表示されます。「OK」ボタンをクリックします。
    iCloud-08
  9. 赤字の「消去済み」画面で「アカウントから削除」できますが、ここはそのままにしておきましょう。。
    iCloud-09

    ここで「アカウントから削除」すると、「iPhoneを画面から削除しますか?」の確認画面が表示されます。「削除」をクリックするとiCloudのデバイスリストから消すことが出来ます。iPhoneを譲渡する場合でなければ、「キャンセル」しましょう。この後行う「iCloudを使用した同期処理」が行えなくなってしまいます。

    iCloud-10

iPhoneの初期設定

iCloudによる初期化作業が完了したら、iPhoneは工場出荷状態となっています。まずは、iPhoneの初期設定を行いましょう。

  1. iPhoneの画面を表示すると、「こんにちは」メッセージで迎えてくれます。「スライドで設定」を左から右へスライドします。
    iPhone-01
  2. まずは、使用する言語と国を選択します。言語に「日本語」を選び、国または地域で「日本」を選びます。
    iPhone-02iPhone-03
  3. キーボード」画面で使用するキーボードを選んで「次へ」ボタンをタップ。「Wi-Fiネットワークを選択」画面で、表示されたWi-Fiネットワークの中から使用するものをタップします。Wi-Fiネットワークが利用できない場合にはiTunesに接続してiPhoneの設定を行うことになります。
    iPhone-04iPhone-05
  4. 選択したWi-Fiネットワークのパスワードを入力して「接続」をタップ。「iPhoneをアクティベートします」画面で、このiPhoneを消去するときに使用したApple IDとパスワードを入力して「次へ」をタップします。
    iPhone-06iPhone-07
  5. 位置情報サービス」及び「Touch ID」を設定します。
    iPhone-08iPhone-09
  6. 最後に「パスコード」の設定を行います。
    iPhone-11

バックアップデータの復元処理

上記処理が完了すると、アプリとデータの復元処理選択画面が表示されます。バックアップデータの復元を行うには、iTunesiCloudで行う2つの方法があります。また、バックアップデータの復元を行なわないで、新たなiPhoneとして設定することもできます。

iPhone-12

iCloudでバックアップデータの復元を行う

上記の「Appとデータ」画面で、iCloudのバックアップがあれば「iCloudバックアップからの復元」を行うことができます。

  1. Appとデータ」画面で「iCloudバックアップからの復元」をタップすると、「iCloudサインイン」画面が表示されます。しよしているApple IDとパスワードを入力して「次へ」ボタンをタップ。
    iCloud_BackUp-01
  2. 「本人確認」でApple IDの2ステップ確認が有効になっている場合には、「信頼できるデバイス」を選んで「確認コード」を送信します。届いた「確認コード」を入力します。
    iCloud_BackUp-02iCloud_BackUp-03
  3. 次に、「利用規約」を「同意する」をタップすると、新しいApple IDの設定が開始されます。
    iCloud_BackUp-04iCloud_BackUp-05
  4. バックアップを選択」画面が表示されたら、復元したいデータをタップします。Apple IDのパスワード入力画面が表示されたら「パスワード」を入力して「次へ」ボタンをタップします。
    iCloud_BackUp-06iCloud_BackUp-07
  5. 「iCloudから復元」処理が開始されます。
    iCloud_BackUp-08

iTunesでバックアップデータの復元を行う

iTunesでバックアップデータの復元を行う場合には、「Appとデータ」画面のメニュー「iTunesバックアップから復元」をタップ。

iTunes_BackUp

復元データが保存されているコンピュータにLightningケーブルでiTunesに接続します。

iTunes_BackUp-00
  1. iPhoneをiTunesにつなげた状態で、iTunesを起動すると「新しいiPhoneへようこそ」画面が表示されます。「このバックアップから復元」タイトル右サイドのプルダウンメニューと開きます。
    iTunes_BackUp-01
  2. プルダウンメニューに表示されたバックアップリストから復元したいデータを選び、「続ける」ボタンをクリックします。
    iTunes_BackUp-02
  3. パスワードを入力」画面が表示された場合には、iPhoneのバックアップのパスワードを入力して「OK」ボタンをクリックします。
    iTunes_BackUp-03
  4. iPhoneをバックアップから復元中」となり、復元が開始されます。結構時間がかかるので、ゆっくり待ちましょう。
    iTunes_BackUp-04

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ガジェット好きなオヤジです。iPhoneやMac・PCを使っていて、ふとしたときに感じた疑問なんかを自分なりに解決した記事を書いていきます。また、時には楽しい動画なんかもアップしていくつもりです。どうぞよろしく!

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