iOS最新版「iOS 10」がリリースされ、多くのユーザーが使用しているiPhoneを最新OS「iOS 10.0.1」にアップデートしています。iOSの場合、メジャーアップデートしたOSは前のものよりバッテリー性能が悪化するのが常です。今回のiOS 10ではそうした負の噂を打ち消すようなバッテリー性能を示していると報じられています。
iAppleBytesでは、 iOS 10(10.0.1)とiOS 9(9.3.5) のバッテリー性能を比較した動画を公開しています。このテストで使用したiOSデバイスは、iPhone 6s、iPhone 6、iPhone 5s、そしてiPhone 5の4機種です。
互換性のあるiPhone、iPad、iPod touchユーザーなら、iOS 10の新しい機能や改善点を体感したい。そして、そのバッテリー性能は気になるところです。iOSのメジャーアップデート最新版「iOS 10.0.1」とiOS 9最終版「iOS 9.3.5」を載せた複数のiPhoneデバイスでのバッテリー性能比較を見ることができます。
iPhone 5、iPhone 5s、iPhone 6sの3機種で「iOS 10.0.1」を載せた場合に「iOS 9.3.5」を搭載したものを上回るバッテリー性能を示し、長持ちするという結果になりました。また、唯一「iOS 10.0.1」が「iOS 9.3.5」を下回ったiPhone 6の場合も、その差は僅差です。この結果から、iOS最新バージョン「iOS 10」はこれまでの、「最新バージョンは前のものよりバッテリーが持たない」というセオリーを覆したと言えるようです。
この結果を見ただけでもiOS 10へのアップグレードを検討する価値があるように思われます。また、iOS 10アップグレードでは、初期的には「文鎮化」する問題が一部ユーザーで発生したものの、これまでにない順調な滑り出しをしているようです。バッテリーライフはiPhoneを使用していて最大のネックとも言え、それが改善されたとあってはiOS 10にするしかない!?より良いバッテリーライフを手にいれたいですものね。