AppleはiPhoneの一部の機種で性能を意図的に抑える場合があることを認め、これはバッテリーの経年劣化によるシャットダウン問題を防ぐためだとの正式コメントを発表して物議をかもす結果となりました。そして、Appleはユーザー対応として割引価格のバッテリ交換プログラムをスタートせざるを得なくなりました。
でも、自分のiPhoneのバッテリーの経年劣化により機能低下をどうやって知ることができますか?Appleでは、iPhoneのiOSアップデートの際にこれを知らせるソフトウェア機能を追加するとしています。でも、これを待てない場合も想定されます。その場合には、以下の簡単な方法を試すことで知ることができます。自分のiPhoneの処理速度を知りたい場合にお役立てください。
iPhoneがバッテリーの劣化によって機能低下しているか確認する方法
これを行うには、まずはApp Storeに行ってLirum デバイス 情報 Lite(無料)をiPhoneにダウンロード&インストールする必要があります。
カテゴリ: ユーティリティ,辞書/辞典/その他
販売元: Rogerio Hirooka – Rogerio Hirooka(サイズ: 114.39 MB)
全てのバージョンの評価: (402件の評価) iPhone/iPadの両方に対応
- 「Lirum デバイス 情報 Lite」アプリのインストールが完了したら、アプリを起動して、メニューボタンをタップします。
- 次に、メニューの中から[This Devicde]をタップします。
- 表示された[Details]の中にある[CPU]をタップします。
- ここで表示されたCPU情報の中から、画面下にある「CPU Actual Clock」および「CPU Maximum」の2つの指標を確認します。これはiPhoneのCPUがどれくらい速く動作しているか、そしてもう一つは動作する最高クロック速度です。通常、この2つの数値は同じか、ほぼ同じ値になるように設計されています。
- もし、「CPU Actual Clock」および「CPU Maximum」の2つの数字が明らかに異なっている場合には、そのiPhoneのバッテリは何らかの原因によって機能低下および劣化している可能性があります。ただし、iPhoneが熱くなっていたり、低電力モードになっている場合にはこの現象が発生する場合があるので確認してください。このどちらも当てはまらない場合には、iPhoneのバッテリーを交換することを検討しましょう。
iPhoneのバッテリーを交換することを検討することになった場合には、昨年末にスタートしたAppleのバッテリ交換プログラムで発表された機種に該当するか確認しましょう。
Apple製品限定保証またはAppleCare+の保証対象外のバッテリー交換サービス料金
3,200円(バッテリー交換サービス料金)
- iPhone SE
- iPhone 6、iPhone 6 Plus
- iPhone 6s、iPhone 6s Plus
- iPhone 7、iPhone 7 Plus
- iPhone、iPhone 8 Plus
- iPhone X
8,800円(バッテリー交換サービス料金)
上記以外のiPhoneデバイス
2018年12月31日までの間、対象となる上記のiPhone 6以降のモデルであれば保証対象外バッテリーサービス料金3,200円でバッテリー交換することが可能です。ただし、この3,200円でのバッテリーサービスを受けられるのはiPhone1台につき1回限りです。また、上記以外のiPhoneモデルの場合には保証対象外バッテリーサービス料金8,800円でのバッテリ交換となります。
もちろん、Apple 製品限定保証またはAppleCare+の保証対象機関の場合であれば無料で交換することができます。Apple 製品の保証状況や AppleCare 延長保証の購入資格を確認するには、Appleサポートのこちらのページから行うことができます。