プライバシー侵害！？LINEアップデートで「同意」してしまった「サービス向上のための情報利用」の設定をオフ、「同意しない」に設定する方法

LINEが今回の「LINE 8.0.0」アップデートで、「不正利用の防止、サービスの提供・開発・改善や広告配信を行うために」という理由で、ユーザーの情報を利用することについての「同意」を求めています。

この「サービス向上のための情報利用」は、アプリをアップデートして起動すると、これに伴い変更された「プライバシーポリシー」とともに「同意」画面が表示されます。

多くのユーザーが「プライバシーポリシー」とともに「同意」を求められる形式になっているために、「サービス向上のための情報利用」も含めて「上記に同意する」ボタンを押してしまっているようです。

ただ、この「サービス向上のための情報利用」は、「詳細を読むと完全にプライバシー侵害な気がする」といった声も上がっており、アプリ起動時に「同意」してしまったものの、この「同意をオフにしたい」といったユーザーも多いようです。

LINEアップデートしたけど、「サービス向上のための情報利用」は、詳細読むと完全にプライバシー侵害な気がする????
チェック外せるらしいから皆外した方が良いのでは？？？
（久しぶりにわざわざTwitter開いて忠告します） pic.twitter.com/qlGrvXvBOq

— ｲﾏﾇｴﾙ=ﾀｹﾎﾞｳ (@ta_ge_ha_rarara) 2018年1月15日

LINEのアップデートでプライバシーポリシー変更されたよー！
情報利用に同意したくない人はチェック外した方がいいよー！#ライン #LINE pic.twitter.com/ceE8O8ajxz

— どくろ⚠ (@dokuro2525) 2018年1月15日

「サービス向上のための情報利用」に同意した場合に利用されることになる情報は？

ちなみに、「サービス向上のための情報利用」することに同意した状態で利用されることになる主な情報は以下の通りです。詳細についてはこちらをご覧ください。
■トークルームにおける情報
トークルームとは、LINEアプリ上でメッセージなどをやりとりする画面です。LINEのアカウントには、ユーザーがLINEアプリから作成することができるLINEアカウントと、企業や個人事業主などがビジネス等の目的のために利用するLINE公式アカウント、LINEビジネスコネクトアカウント、カスタマーコネクト専用アカウント、LINE@アカウント等（同意画面及び本ページにおいては、総称して「公式アカウント」といいます。）があります。

■公式アカウントとのトーク
ユーザーと、公式アカウントとのトークルームにおいては、コンテンツの内容及び形式に関する情報を含むコミュニケーションの全てが利用対象となります。

具体的には、以下のような情報が含まれます。
●コンテンツの内容

テキストメッセージの内容（「おはよう」というような文章）
画像、動画の内容（撮影したカメラの設定や撮影日時等のメタデータを含みます。）
位置情報メッセージ（自分の居場所や目的地といった位置情報を記録しているメッセージ）の内容
トーク内機能（日程調整、投票など）利用時に入力する内容
使用されたスタンプおよび絵文字（テキストメッセージと一緒に送受信される絵文字も対象です。）

「サービス向上のための情報利用」への「同意」をオフにする方法

アプリ起動時に「同意」してしまった「サービス向上のための情報利用」への「同意」をオフにするには以下の手順で行うことができます。

まず、LINEアプリを立ち上げたら、画面右下のメニュー［その他］をタップし、開いたページの画面右上にある［設定］アイコンをタップします。
［設定］画面では［プライバシー管理］項目をタップし、開いた［プライバシー管理］画面の［情報の提供］ボタンをタップします。
［情報の提供］画面の［トークルーム情報］のトグルボタンをオフにします。すると、「サービス向上のための情報利用に関するお願い」の画面が表示されるので、画面下の緑色の［同意する］ボタンの下にある［同意しない］ボタンをタップしてください。
画面が、ひとつ前の［情報の提供］画面に戻ります。そして、［トークルーム情報］のトグルボタンがオフになっていれば、「サービス向上のための情報利用」についての「同意」がオフになっているはずです。