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【セキュリティ脆弱性】iOS向けLINEの旧バージョンで、SSLサーバー証明書の検証不備により情報漏洩や改ざんの恐れ。その対処法は?

LINEは2月20日付で、同社のコミュニケーションアプリのiOS版「LINE」アプリ(ver7.1.3~7.15)に脆弱性が存在することを明らかにしました。同アプリに組み込まれたサードパーティーSDKでSSLサーバー証明書の検証に不備があり、信用出来ないネットワークでiOS版「LINE」アプリを使って特定の暗号化通信を行った場合に、中間者攻撃(man-in-the-middle attack)による盗聴や改ざんなどが行なわれる可能性があるとのことです。

なお、このセキュリティ脆弱性は、LINE内で表示される各サービスや、外部サービスを利用する際の通信(外部サービスのID・パスワード等を含む)が対象とのことです。なので、LINEのテキストによるトークの内容や、LINEのログイン情報(パスワード)、無料通話、ビデオ通話などは影響を受けることはないとのことです。

なお、この問題は2017年11月24日にリリースしたバージョン「LINE 7.16」で既に修正されており、このバージョン以降にLINEアップデートしているユーザーは問題ないとのことです。また、AndroidやmacOS、あるいはWindows向け公式アプリでこの影響を受けることなありません。

影響を受けるLINEのバージョン

  • iOS版「LINE」でバージョン7.1.3〜7.15に該当するアプリ

iOS版のLINEでバージョン「7.1.3」未満、およびバージョン「7.16」以上のものについては影響はありません。

セキュリティ脆弱性の問題と影響

株式会社LINEが提供するiOS向けLINEアプリの該当バージョンに組み込まれたThird Party SDKの脆弱性に起因したSSLサーバ証明書の検証不備の脆弱性が存在します。

中間者攻撃 (man-in-the-middle attack) による暗号通信の盗聴などが行なわれる可能性があります。

なお、LINEのテキストによるトークの内容、LINE のログイン情報(パスワード)、無料通話、ビデオ通話は、本脆弱性の影響を受けないとのことです。

対策方法は?

最新版にアップデートすることで、このセキュリティ脆弱性の受けることはなくなります。もし、インストールされているLINEのバージョンが最新版出ない場合には、最新版にアップデートしましょう!
今回問題となっているセキュリティ脆弱性は、2017年11月24日にリリースされたiOS版「LINE 7.16」ですでに対策されています。このバージョン以降であれば安全です。

Source:LINE

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ガジェット好きなオヤジです。iPhoneやMac・PCを使っていて、ふとしたときに感じた疑問なんかを自分なりに解決した記事を書いていきます。また、時には楽しい動画なんかもアップしていくつもりです。どうぞよろしく!

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