Twitterは、「ツイートを保存して後で読めるようにしたい」というユーザーの要望に答えるかたちで、以前から一部のユーザーでテストが繰り返されていた「ブックマーク」機能について正式導入したことを公式Twitterブログにて発表しました。これにより、ツイートを簡単に保存、共有できるようにしました。
本日から順次、気になったツイートを保存して、後で簡単に読むことができる「ブックマーク」の提供が始まります。ご自分がブックマークに追加したものは、ご自分のみが見ることができます。 pic.twitter.com/6ShiAyz7Wx
— Twitter Japan (@TwitterJP) 2018年2月28日
追加された「ブックマーク」機能によって、タイムライン上に次々と流れるニュースをはじめ、会話のスレッドや動画、GIF画像などのコンテンツを「保存して後で読める」ようになりました。このブックマーク機能は、今回の変更により、各ツイートに付いている「共有」アイコンをタップすることで利用できます。また、「共有」から、「ダイレクトメッセージで共有」できるほか、Twitter以外の「その他の方法でツイートを共有」することもできます。
今回のTwitterアップデートにより、「いいね」のほかに「ブックマーク」できる機能が追加されました。この機能、ツイートをブックマークする場合には、ツイートの右下にある「共有」アイコンをタップして、画面下の方に表示されたメニューから「ブックマークに追加」を選択、タップします。すると、画面下に「ツイートがブックマークに追加されました」メッセージが表示され、これで操作完了です。
あとで、この自分がブックマークしたツイートを見る場合には、プロフィールアイコンをタップして、メニュー一覧から「ブックマーク」をタップすれば、いつでも閲覧することが可能です。また、ブックマークしたツイートを削除したい場合には、ブックマーク登録したサイト同じように、「共有」アイコンをタップしてメニューを表示して、その中から「ブックマークから削除」をタップすることでいつでも削除することが可能です。なお、自分がブックマークに追加したものは、自分だけしか見ることができないので安心です。
「ブックマーク」「いいね」「リツイート」に違いについて
「ブックマーク」「いいね」「リツイート」は異なる目的を持つ機能で、以下のように定義することができます。もちろん、異なる目的を意識することなく、ユーザー個々にそれぞれを自由に利用することができます。
- 小さなハートマークのアイコンの「いいね」は他のユーザーのツイートまたはモーメントに対する好意的な気持ちを示すのに便利です。
- 「リツイート」はご自分が見つけたニュースや耳寄り情報を伝えるのに便利です。
- 「ブックマーク」は後で見たいツイートを保存する時に便利です。
「いいね」をブックマークとしていたユーザーも多いかと思いますが、今回追加された「ブックマーク」機能を使うことで他のユーザーに知られることなくツイートを保存することができます。この機能は、これまで多くのユーザーの要望として出ていたニーズであることもあり、有意義な機能追加と言えるんじゃないでしょうか。
Source:Twitter