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Mozilla、Firefox 59.0.2デスクトップ向け修正版リリースで、正しくレンダリングされない問題やブラウザーのクラッシュ問題などを修正

Mozillaは2018年3月27日、Windows、Mac、Linuxなどデスクトップ向けのWebブラウザFirefoxのメジャーアップデート版として先日3月14日に登場した「Firefox 59.0」の2度目となる修正バージョン「Firefox 59.0.2」をリリースしました。

Firefox 59では、ページの読み込み時間をさらに短縮する「Race Cache With Network」という新しい機能が追加されて、さらなるブラウジングの高速化が図られています。

Firefox 59.0.2デスクトップ版リリースノート

修正

  • ハードウェアアクセラレーションを有効にするとページが正しくレンダリングされないことがある問題を修正 (Bug 1435472)
  • Windows 7上で、タッチスクリーンやアクセシビリティサービスを利用している特定のサードパーティー製デスクトップアプリケーションを使用していると、ブラウザーがクラッシュすることがある問題を修正 (StickyPassword, Windows 7 タッチスクリーンなど、Bug 1424505)
  • ブラウザーのキーボードショートカット (Ctrl+C でコピーなど) が、resistFingerprinting を有効にした状態でそれらのキーを使用するサイトで機能しない問題を修正 (Bug 1433592)
  • 特定の環境において、サードパーティー製のソフトウェアによって CPU およびメモリの使用量が激しく変動する問題を修正 (Bug 1446280)
  • 設定/オプション > ネットワークプロキシ > 接続設定 で「自動プロキシ設定スクリプト」を使用していると、「再読み込み」ボタンが無効化される問題を修正 (Bug 1445991)
  • URL フラグメント識別子によって Service Worker が応答しなくなる問題を修正 (Bug 1443850)
  • 印刷の終了間際にキャンセルしようとすると、断続的にクラッシュする問題を修正 (Bug 1441598)
  • DragonFly, FreeBSD, NetBSD, OpenBSD において getUserMedia (audio) が機能しない問題を修正。この問題によりビデオチャットが機能しないあるいは常に無音となっていた (Bug 1444074)
  • さまざまなセキュリティ修正

セキュリティ修正

上記のセキュリティ修正の内容は、Mozillaの重要度区分で2番めに高い「high」の1件が修正されています。

なお、Firefox 59.0.2は Windows、Mac、Linux、そしてAndroid版がMozillaウェブサイトよりダウンロード可能となっています。

Mozillaは、6〜8週間隔で新しいFirefoxのバージョンをリリースしています。Windows、Mac、Linuxなどのデスクトップ向け次期メジャー・アップデート版「Firefox 60」は2018年5月9日(水)のリリース予定となっています。

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