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Mozilla、Firefox 82.0デスクトップ向け最新安定版をリリース。

Mozillaは2020年10月21日(現地時間10月20日)、Windows、Mac、Linuxなどデスクトップ向けのWebブラウザFirefoxの定期的なメジャーアップデートとなる「Firefox 82.0」を正式リリースしました。

今回リリースされたMozillaのWebブラウザ最新バージョン「Firefox 82.0」では、以下の新しい機能や修正が行われています。

Firefox 82.0デスクトップ版リリースノート

新機能

  • ビデオ再生を快適にする多くの改善:
    • ピクチャーインピクチャーボタンの外見と位置が新しくなり、見つけることがより容易となった
    • macOS において、ピクチャーインピクチャーにキーボードショートカットが追加された (Option + Command + Shift + ])。これはビデオ再生の前にも機能する
    • Windows において、ビデオのハードウェアデコードに DirectComposition を利用するようになった。これにより、CPU および GPU の使用率の低減と、バッテリー消費の改善が見込まれる
  • ページ読み込みと起動時のパフォーマンスの改善による高速化:
    • flexbox ベースのレイアウトのウェブサイトの読み込みを 20% 高速化;
    • セッションの復元を 17% 高速化;
    • Windows において、新しいタブを開くことを 10% 高速化
  • ツールバーから Pocket にウェブページを保存するときに、新しい記事を探すことができるようになった
  • WebRender が 古い Intel GPU 搭載のバッテリー環境の Windows 10 ユーザーで利用可能となった

修正

  • 段落を認識可能なスクリーンリーダーが、Firefox 上の段落を正しく認識できるようになった

変更

  • クレジットカード情報の自動入力がより多くのタイプに対応した。また、スクリーンリーダーからカード番号の編集が可能となった
  • 印刷ダイアログにおける不適切なフォールエントリーに関するエラーがスクリーンリーダーに提供されるようになった

Enterprise

開発者

  • MediaSession API が既定で有効化された。これにより、ウェブサイトの作者がメディア再生に対して独自の動作を追加することが可能となる
  • 開発者ツールのネットワークパネルに サーバーサイドのイベント が表示されるようになった。これにより、サーバーがウェブページに対してどのタイミングでデータを送信してもそれをイベントとして検知できるようになり、より低レベルでのトラブルシューティングが可能となる

セキュリティ修正

今回のアップデートでのセキュリティ修正は合計7個で、重要度別の区分では重要度区分「最高(critical)」はないものの、「高(high)」4件、「中(moderate)」2件、そして最も低レベルの「低(low)」1件の修正が行われています。

▶︎Security Vulnerabilities fixed in Firefox 82 — Mozilla

Firefox 82.0」は、Windows, Mac そして Linux向けがリリースされており、すでにFirefoxがインストールされている場合にはメニュー「Firefoxについて」から、あるいはMozillaWebサイトよりダウンロードいつでもアップデートすることができます。また、延長サポート版である Firefox ESRについても 78.4.0 にバージョンがアップデートされています。

なお、Firefox 82 は macOS バージョン 10.9, 10.10, 10.11 をサポートしません。これらの macOS バージョンを利用している対象の方は、来年まで継続して延長サポート版 (ESR) 78.x がリリースされるので、そちらへ移行して頂きたいです。

Mozillaは、6〜8週間隔で新しいFirefoxのバージョンをリリースしています。Windows、Mac、Linuxなどのデスクトップ向け次期メジャー・アップデート版「Firefox 83」は現地時間2020年11月17日(火)のリリース予定となっています。

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