Mozillaは2021年2月24日(現地時間2月23日)、Windows PC、MacおよびLinux向けメールクライアントThunderbirdの最新マイナーアップデートバージョン「Thunderbird 78.8.0」をリリースしました。
今回のアップデートでは、以下のように新たな機能と機能変更、そして各種修正が行われています。
Thunderbird 78.8.0リリース ノート
修正
- CSV からアドレス帳をインポートすると必ずエラーが表示される問題を修正
- S/MIME メッセージのセキュリティ情報が、下書きを保存するまで正しく表示されない問題を修正
- カレンダー: Caldav カレンダーにおける FileLink の UI を修正
- 繰り返しの予定が未完了とマークされ、フィルターが機能しない問題を修正
- 多くの UI ウィジェットが機能しない問題を修正
- ダークテーマの改善
- アドオンマネージャーにおいてアドオンのサポートページへのリンクが表示されない問題を修正
セキュリティ修正
今回のアップデートでのセキュリティ修正は合計4個で、重要度別の区分では重要度区分「最高(critical)」はないものの、「高(high)」3件、「低(low)」1件の修正が行われています。
▶︎Security Vulnerabilities fixed in Thunderbird 78.8.0 — Mozilla
「Thunderbird 78.8.0」は、Windows, Mac そして Linux向けがリリースされており、MozillaWebサイトよりダウンロードいつでもアップデートすることができます。
「Thunderbird 78.0」より、アドオンのサポートについて大きな変更が行われており、Firefox と同様、旧式のアドオンのサポートが終了し、MailExtension 形式のみのサポートとなっています。現在利用中のアドオンが更新されているか、ご確認を推奨いたします。