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Mozilla、Firefox 103.0デスクトップ向け最新安定版をリリース。

Mozillaは2022年7月26日(現地時間7月25日)、Windows、Mac、Linuxなどデスクトップ向けのWebブラウザFirefoxの定期的なメジャーアップデートとなる「Firefox 103.0」を正式リリースしました。

今回リリースされたMozillaのWebブラウザ最新バージョン「Firefox 103.0」では、以下の新しい機能や修正が行われています。

Firefox 103.0デスクトップ版リリースノート

新機能

  • macOS: ロック API の切り換え中の CPU の高使用率状態での反応の改善
  • PDF フォームで入力必須のフィールドをハイライト表示
  • 高リフレッシュレート (120 Hz 以上) のディスプレイでのパフォーマンスの向上
  • ピクチャーインピクチャーのサブタイトル機能の改善: PiP ウインドウ上でサブタイトルのフォントサイズを直接変更できるようになった。また、Funimation、Dailymotion、Tubi、Hotstar、SonyLIV のコンテンツのサブタイトルを利用可能となった
  • タブツールバー上のボタンにタブキー、シフト + タブ、矢印キーからアクセス可能となった。詳細は以下のサポート記事を参照されたい
  • Windows: ディスプレイ設定の “文字を大きくする” の設定が、システムフォントのサイズだけでなくすべての UI とコンテンツにも影響するようになった
  • Windows: Windows 10 および 11 へのインストール中に、Firefox がタスクバーにピン留めされるようになった

修正

  • フォームからのコピーの際にノーブレークスペースが保持されるようになった。これにより、自動改行を回避できる
  • Linux: DMA バッファ経由での NVIDIA のバイナリドライバーによる WebGL のパフォーマンスに関する問題を修正Fixed WebGL performance issues on NVIDIA binary drivers via DMA-Buf on Linux.
  • ローカルストレージ内のウェブコンテンツによって Firefox の起動が遅くなる問題を修正

変更

  • 証明書の SHA-1 署名を受け入れる設定を除去

Web Platform

  • Total Cookie Protection が既定で有効化されたことで、オンライントラッキングからの保護が強化された。すべてのサードパーティー cookie は分離されたストレージに隔離される

セキュリティ修正

今回のアップデートでのセキュリティ修正は合計8個で、重要度別の区分では重要度区分「最高(critical)」はないものの、「高(high)」2件、「中(moderate)」4件、そして最も低レベルの「低(low)」2件の修正が行われています。

重要度「高」のセキュリティ修正情報

重要度「中」のセキュリティ修正情報

重要度「低」のセキュリティ修正情報

▶︎Security Vulnerabilities fixed in Firefox 103 — Mozilla

Firefox 103.0」は、Windows, Mac そして Linux向けがリリースされており、すでにFirefoxがインストールされている場合にはメニュー「Firefoxについて」から、あるいはMozillaWebサイトよりダウンロードすることができます。Firefox 103.0 の利用に必要なシステム要件については、Firefox 103.0 システム要件 を参照ください。

Mozillaは、6~8週間隔で新しいFirefoxのバージョンをリリースしています。Windows、Mac、Linuxなどのデスクトップ向け次期メジャー・アップデート版「Firefox 104」は現地時間2022年8月23日(火)のリリース予定となっています。

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ガジェット好きなオヤジです。iPhoneやMac・PCを使っていて、ふとしたときに感じた疑問なんかを自分なりに解決した記事を書いていきます。また、時には楽しい動画なんかもアップしていくつもりです。どうぞよろしく!

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