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Mozilla、Firefox 111.0デスクトップ向け最新安定版をリリース。Windows版のOSネイティブの通知機能を有効化、など。

Mozillaは2023年3月15日(現地時間3月14日)、Windows、Mac、Linuxなどデスクトップ向けのWebブラウザFirefoxの定期的なメジャーアップデートとなる「Firefox 111.0」を正式リリースしました。

今回リリースされたMozillaのWebブラウザ最新バージョン「Firefox 111.0」では、以下の新しい機能や修正が行われています。

Firefox 111.0デスクトップ版リリースノート

新機能

  • Windows: OS ネイティブの通知機能を有効化。
  • Firefox Relay ユーザーが、Firefox の資格証明マネージャーから Relay によるメールマスク機能を直接オプトインできるようになった。Firefox Account にログインする必要がある。
  • フリウリ語 (fur) および サルディーニャ語 (sc) の 2 つのロケールをサポート。

Enterprise

Web Platform

  • form 要素での rel 属性の使用をサポート。現在のドキュメントとフォームのターゲットの間の関係をよりシンプルに、かつブラウザー間の互換性のある形で特定できるようになった。
  • Origin private file system access を有効化。新しい storage API によってウェブアプリケーションがサンドボックス内のデータにアクセスできるようになった。

セキュリティ修正

今回のアップデートでのセキュリティ修正は合計13個で、重要度別の区分では重要度区分「最高(critical)」はないものの、「高(high)」7件、「中(moderate)」6件の修正が行われています。

重要度「高」のセキュリティ修正情報

重要度「中」のセキュリティ修正情報

▶︎Security Vulnerabilities fixed in Firefox 111 — Mozilla

Firefox 111.0」は、Windows, Mac そして Linux向けがリリースされており、すでにFirefoxがインストールされている場合にはメニュー「Firefoxについて」から、あるいはMozillaWebサイトよりダウンロードいつでもアップデートすることができます。Firefox 111.0 の利用に必要なシステム要件については、Firefox 111.0 システム要件 を参照されたい。また、延長サポート版である Firefox ESR 102.9.0 もリリースされています。

Mozillaは、6~8週間隔で新しいFirefoxのバージョンをリリースしています。Windows、Mac、Linuxなどのデスクトップ向け次期メジャー・アップデート版「Firefox 112」は現地時間2023年4月11日(火)のリリース予定となっています。

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