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Mozilla、Firefox 115.0.2デスクトップ向け修正版をリリース。Windows 10, 11: 挿入された有害な DLL をブロックすることで起動時にクラッシュする問題を修正、など。

Mozillaは2023年7月12日(現地時間7月11日)、Windows、Mac、Linuxなどデスクトップ向けのWebブラウザ「Firefox 115.0.1」リリース後に表出した不具合の修正バージョン「Firefox 115.0.2」をリリースしました。

今回リリースされたMozillaのWebブラウザ最新バージョン「Firefox 115.0.2」では、以下の新しい機能や修正が行われています。

Firefox 115.0.2デスクトップ版リリースノート

修正

  • Windows 10, 11: 挿入された有害な DLL をブロックするすることで起動時にクラッシュすることがある問題を修正 (bug 1841751)。
  • 特定のウェブサイトで発生する、テキストエディタ内のキャレットの表示に関する問題を修正 (bug 1840804)。
  • 特定のウェブサイトで発生する、音声のレンダリングが正常に行われない問題を修正 (bug 1841982)。
  • 誤った単位の使用による patternTransform に関する問題を修正 (bug 1840746)。
  • Windows 7: DLL ブロックリスト に関連してクラッシュする問題を修正。

セキュリティ修正

今回のアップデートでのセキュリティ修正は合計1個で、重要度別の区分では、「中(moderate)」1件の修正が行われています。

重要度「中」のセキュリティ修正情報

Firefox 115.0.2」は、Windows, Mac そして Linux向けがリリースされており、すでにFirefoxがインストールされている場合にはメニュー「Firefoxについて」から、あるいはMozillaWebサイトよりダウンロードすることができます。Firefox 115.0.2の利用に必要なシステム要件については、Firefox 115.0.2 システム要件 を参照ください。また、延長サポート版もこれに対応した Firefox ESR 115.0.2 がリリースされています。

Mozillaは、6~8週間隔で新しいFirefoxのバージョンをリリースしています。Windows、Mac、Linuxなどのデスクトップ向け次期メジャー・アップデート版「Firefox 116」は現地時間2023年8月1日(火)のリリース予定となっています。

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