0 / 140

Mozilla、Firefox 124.0デスクトップ向け最新安定版をリリース。PDF ビューアーでもキャレットブラウジングモードが機能するように、など。

Mozillaは2024年3月20日(現地時間3月19日)、Windows、Mac、Linuxなどデスクトップ向けのWebブラウザFirefoxの定期的なメジャーアップデートとなる「Firefox 124.0」を正式リリースしました。

今回リリースされたMozillaのWebブラウザ最新バージョン「Firefox 124.0」では、以下の新しい機能や修正が行われています。

Firefox 124.0デスクトップ版リリースノート

新機能

  • PDF ビューアーでもキャレットブラウジングモードが機能するようになった (詳細)。
  • Firefox View において、開いているタブを最近表示した順あるいはタブの並び順でソートできるようになった。最近表示した順が既定となる。
  • Windows: タスクバーのジャンプリストを改善。よりスムーズなブラウジング体験が可能となった。
  • macOS: すべてのタイプの全画面表示に対して OS の全画面 API を利用可能となった。スペース、メニューバー、ドックなど macOS にマッチしたユーザー体験が可能となった。
  • バージョン 124 より、ベルギー、イタリア、オランダ、スペイン、スイスに加えてフランスの全言語で Qwant が利用可能となった。

Enterprise

Web Platform

  • AbortSignal.any のサポートを追加。
  • WebSocket の生成時に HTTP(S) および相対 URL を使用できるようになった。

セキュリティ修正

今回のアップデートでのセキュリティ修正は合計12個で、重要度別の区分では重要度区分「最高(critical)」1件、「高(high)」5件、「中(moderate)」5件、そして最も低レベルの「低(low)」1件の修正が行われています。

重要度「最高」のセキュリティ修正情報

重要度「高」のセキュリティ修正情報

重要度「中」のセキュリティ修正情報

重要度「小」のセキュリティ修正情報

注意事項

▶︎Security Vulnerabilities fixed in Firefox 124 — Mozilla

Firefox 124.0」は、Windows, Mac そして Linux向けがリリースされており、すでにFirefoxがインストールされている場合にはメニュー「Firefoxについて」から、あるいはMozillaWebサイトよりダウンロードいつでもアップデートすることができます。Firefox 124.0 の利用に必要なシステム要件については、Firefox 124.0 システム要件 を参照してください。また、延長サポート版である Firefox ESR もバージョン 115.9.0 にアップデートされています。

Mozillaは、6~8週間隔で新しいFirefoxのバージョンをリリースしています。Windows、Mac、Linuxなどのデスクトップ向け次期メジャー・アップデート版「Firefox 125」は現地時間2024年4月16日(火)のリリース予定となっています。

つぶやき

Facebookのコメント

この記事へのコメント

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です