Mozillaは2024年7月24日（現地時間7月23日）、Windows、Mac、Linuxなどデスクトップ向けのWebブラウザ「Firefox 128.0」メジャーアップデート後に表出した不具合の修正バージョン「Firefox 128.0.2」をリリースしました。バージョン 128.0.1 は Android 版向けのリリースであり、デスクトップ版ではスキップされています。また、今回の修正は通常リリース版のみであり延長サポート版 (ESR) はリリースされていません。
今回リリースされたMozillaのWebブラウザ最新バージョン「Firefox 128.0.2」では、以下の修正が行われています。
Firefox 128.0.2デスクトップ版リリースノート
修正
- macOS: 特定の状況でビデオ通話中に音声にエコーがかかる問題を修正。 (Bug 1908539)
- Adguard アドオンのポップアップが表示されない問題を修正。 (Bug 1906132)
- リッチテキストエディター内で文字によるナビゲーションを利用していると、スクリーンリーダーが読み上げに失敗する問題を修正。 (Bug 1905021)
- Windows: ARM デバイスでダークモードを有効にしていると、表示に不具合が発生する問題を修正。 (Bug 1897444)
- NTLM 認証に失敗する問題を修正。 (Bug 1908115)
- マウスオーバーで表示されているコンテンツがスクリーンショットとして取得されない問題を修正。 (Bug 1905468)
- 安定性の向上。
Firefox 128.0.2 についての一般的な情報は リリースノート を参照されたい。
「Firefox 128.0.2」は、Windows, Mac そして Linux向けがリリースされており、すでにFirefoxがインストールされている場合にはメニュー「Firefoxについて」から、あるいはMozillaWebサイトよりダウンロードすることができます。
Mozillaは、6～8週間隔で新しいFirefoxのバージョンをリリースしています。Windows、Mac、Linuxなどのデスクトップ向け次期メジャー・アップデート版「Firefox 129」は現地時間2024年8月6日(火)のリリース予定となっています。
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