Appleは6月14日、世界開発者会議「WWDC2016」にてiPhone、iPad、そしてiPod touch向け次期iOS「iOS 10」を発表すると同時に、その初となるベータ版「iOS 10 Beta 1」を即日デベロッパー向けにリリースしました。それから３週間経った本日7月6日、ベータ版第２弾となる「Apple、iOS 10 Beta 2」をデベロッパー向けにリリースし、iPhone、iPadとiPod touchの各種デバイスで利用できるようになっています。
Appleのデベロッパープログラムには、現在1,300万を超える開発者登録がされており、その多くの開発者が今回のiOS 10ベータ版第２弾となる「iOS 10 Beta 2」をインストールして試すことが出来ます。
iOS 10 Beta 2の変更点は、WWDC2016からわずか三週間という期間の短さもあって、それほど期待できる真新しいものはないように思われます。「ヘルスケア」アプリにメディカルIDタブにドナー登録を簡単に行える機能、通知センターの未読通知の表記が「Recent（最近）」に変更、コントロールセンターでのフラッシュライトやタイマーのトグルを3D TouchしたときのUI変更、「メール」アプリの「フィルタ」機能のアイコンデザイン変更などなど、地味なものが多いように思われます。
３週間前に公開された最初のベータ版「iOS 10 Beta 1をインストール」した開発者及びその恩恵にあずかった開発者登録していないユーザーは、新しいOSを体験し、楽しんだことでしょう。ただ、安定性の問題なども多く報告されているので、インストールする場合には予備のテストできるiPhoneなどで試すことをお勧めします。
また、iOS 10では対応デバイスも今までと変更になりiPhoneの場合にはiPhone 4s、iPad 2、iPad 3、iPad miniなどを対象外になっており、iPhone 5以降となっています。試す場合には対応デバイスを確認して行いましょう。
すでにiOS 10 Beta 1をiPhoneやiPad、iPod touchにインストールした開発者ユーザーであればiOSデバイスの［設定］アプリを開いて［設定］→［一般］→［ソフトウェアアップデート］でiOS 10 Beta 2のアップデート情報を得ることができます。
また、今回のiOS 10 Beta 2で初めてiOS 10を試す場合にはApple Developerサイトよりインストールすることが出来ます。その際の手順については下記の記事を参照ください。
インストールする方法としては、iTunes経由またはiOSデバイスに直接OTAインストールする方法があります。
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