Appleは本日8月2日、iOS 10ベータ版第4弾となる「iOS 10 Beta 4」をデベロッパー向けにリリースし、iPhone、iPadとiPod touchの各種デバイスで利用できるようになっています。6月14日に世界開発者会議「WWDC2016」で発表され、当日デベロッパー向けに公開された「iOS 10 Beta 1」にはじまり、7月6日にはその第2弾となる「iOS 10 Beta 2」が開発者向けにリリース、その2週間後の7月19日に「iOS 10 Beta 3」が開発者向けにリリースされました。9月リリースに向け、順調に開発が行われていることが伺われます。
現在1,300万を超える開発者登録がされているAppleのデベロッパープログラムのユーザーであれば、その多くの開発者が今回のiOS 10ベータ版第4弾となる「iOS 10 Beta 4」をインストールして試すことが出来ます。
「iOS 10 Beta 4」での変更点は、前回同様に多くが各機能の改善や修正に向けられているようです。100種類以上の新しい絵文字が追加され、コントロールセンターには初回のみ表示されるイントロ画面やウィジェット画面に現在の日付を追加、ホームアプリアイコンの微調整など細かな修正が行われています。
すでにデベロッパーやテスターの方の多くが、「iOS 10 Beta 1」や「iOS 10 Beta 2」「iOS 10 Beta 3」をiOSデバイスにインストールして、新しいiOSを体験し、楽しんでいることと思います。ただ、安定性の問題なども多く報告されているので、そうした不具合やバグの修正も行われているので、引き続きiOS 10ベータ版を楽しむのであれば、最新の「iOS 10 Beta 4」にアップデートすることをお勧めします。
また、新たに「iOS 10 Beta 4」をインストールする際には、iOS 10では対応デバイスもiOS 9以前と変更され、iPhoneの場合にはiPhone 4s、iPad 2、iPad 3、iPad miniなどが対象外になっています。試す場合には対応デバイスを確認して行いましょう。
そして、すでにiOS 10ベータ版をiPhoneやiPad、iPod touchにインストールしている場合には、iOSデバイスの[設定]アプリを開いて[設定]→[一般]→[ソフトウェアアップデート]でiOS 10 Beta 4のアップデート情報を得ることが出来ます。
今回のiOS 10 Beta 4で初めてiOS 10を試す場合には、Apple Developerサイトよりログインしてインストールすることが出来ます。インストールする方法としては、iTunes経由またはiOSデバイスに直接OTAインストールする方法があります。その際の手順については下記の記事を参照ください。
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