「酸っぱさにむせる」と評判の「ペヤング 酸辣MAXやきそば」。「極限的酸味」という力強いワードに既にむせそうなこの商品ですが、今回は一体どんなひど個性的な商品なのか? さっそく食べてみました。
他のペヤング「MAX」シリーズは食べたことがないのでわかりませんが、やはりどこか1つ「MAX」の部分があるということは、良くも悪くも味のバランスは崩壊していて、決してブナンな味ではないわけですよね……。それなりに覚悟しながら食べなければなりません。
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1. 開封の儀
ドゥンッ!
生で見ると力強さが半端ないです。さっそく開けてみます。
麺
ドキドキ。まさか、乾いた麺からすでに酸っぱいなんてことは……
ありませんでした。いたって普通!
よく考えると、今まで食べたイロモノ焼きそばも、乾麺時代は平凡な工場に生まれた平凡な一般市麺なんですよね。ここにだけは決して裏切られない安心感みたいなものがあります。
ソースもかやくも特に変わったところはありません。これから普通のペヤング焼きそばを食べるかのようです……。
かやく
かやく投入!
おおっ!? 中華だ!
そこはかとなく良い香りも漂ってくる……食欲がそそられます。
口直し要員
この口直し要員達、もういらないのではないかと思ってきましたが、万が一を考えて一応隣に置いておきます。
……写真を撮る前につまみ食いしてしまいました。
というわけでいつものメンバーです。
私そろそろセブ○イレブンの回し者みたいになってますね。
2. 実食準備
お湯を注いで、上記のスナックをつまみ食いしながら待ちます。
3分後……
写真を取り損ねましたが、良い感じにふやけています。
この時点ではかやくも匂いは控えめで、特にこれといった個性はない感じです。
完成品
おお~きれいに混ぜられtハイ酸っぱい!!!
ウオオ……湯気が酸っぱくて鼻にツーンッと来ます……。
でもそれを抜きにすれば想像通り中華っぽい、というか普通の酸辣湯麺(の汁なし版)の匂いで、美味しそうです。楽しみ。
3. 実食!
ところで私、この記事を書く前に他のブロガーさんの記事を拝見したのですが、皆さん口をそろえて「酸っぱくて最初の一口にむせる」とおっしゃっていたんですね。
ですので、「私は絶対にむせない。彼らの犠牲は無駄にしない」(何様)と意気込んでこの戦い(?)に臨みました。
今となっては完全にお粗末な前フリなんですが、これだけむせることを知っておいてむせる奴なんていないだろう、とは思っていました。本当に。
いざ、最初の一口
「いただきます!」
ズズズッブゲホッ!
ッハハ! ズズブフッ!
大体伝わったでしょうか。
そうです。2回むせました。
1回目で大体予想のついたお約束展開に笑ってしまい、その後笑って出し切った空気を入れ直しついでに麺をすすった瞬間にまたむせました。
……さすがに2回目はお約束を通り越して引きました。反省しています。
というわけでこの二次被害を防ぐため、もし1回目でむせて笑ってしまったときは、すぐさま顔を上げて息を吸うべき、ということが教訓になりました。(この教訓を使う場所は多分ない)
味の説明をしろ!
ハイ! すみません! そういえばこちらが本編でした!
なんかもう出落ち感マックスの記事なもので、まとめに入ろうとしてました。
気になるお味ですが、「極限的酸味」と謳うだけあり、食べ始めはものすごい酸味に襲われました。
ただ、梅干しとかシゲ○ックスとか、考えるだけでジュワッと唾液がわいてくるような鋭い酸っぱさではなく、酸辣の「辣」部分、つまり辛さやしょっぱさも合わさって、かなり良い感じの酸っぱさになっていました。
ちょっと味は濃いですが、美味しいです。
しかし、食べ進めていくうちに違和感と、嫌な予感と、
「自分に辛さ耐性がほとんどないこと」
を思い出しました。
徐々に吹き出してくる汗と鼻水。あとちょっと涙。
美味しいと思えているうちに食べきりたい。
そう思うものの、元々食べるのが遅いのも相まってうまく箸が進みません。
この「酸辣MAXやきそば」、食べた瞬間は酸っぱいのですが、その後、最初は美味しいと感じていた辛い部分がジーワジーワと口の中に残って、最終的に辣MAX!みたいな辛さになります。(私は辛いものが苦手だからそう感じるだけで、たぶん大げさな表現です)
辛さのジャンルは「唐辛子系」ではなく「こしょう系」です。
舌の上がしょっぱ辛くてしびれます……。
よくよく考えれば「酸辣」=酸(酸っぱい)辣(辛い)んだから当たり前なんですが、「極限的酸味」と謳っていたので辛味の方は完全にノーマークでした。油断しました……。
意外な救世主
そんな感じで辛さに苦戦している中、意外な救世主様が現れました。
それはこの、
ここに控えめに写っている、
アイスコーヒー。
本当は食べ終わった後に飲む予定だったのですが、辛さに耐えきれず、食べる途中で飲むに至りました。すると、アイスコーヒーの冷たさとほろ苦さで酸っぱさと辛さが中和され、さらに不思議と味が調和してきたわけです。謎です。
オススメの食べ方です。クセになります。
ちなみに決して一緒に口の中に含むという食べ方ではありません。さすがにそれは……。
4. 完食!
しばらくガッと食べてズッと飲む(ボキャ貧)を繰り返して、ようやく完食しました。
しばらく口の中が辛かったのですが、全体的に後に満足感みたいなものが残りました。
上にも書いたとおり味は濃いめですが、美味しかったです。
酸っぱいものも辛いものも好きな方は間違いなく当たり商品だと思います。
余談ですが、食べ終わったあと社内の方から「匂いすごかった」と言われたので、集団の中で食べる時は注意した方が良いかもしれません……。
5. まるか食品様の紹介文
最大限に「酸味」を効かせた、酸辣湯風のやきそばです。
引用サイト:まるか食品「ペヤング酸辣MAXやきそば」
辛味もなァ!!!
6. 終わりに
結論:「何事もバランスって大切だなあ」
またまた余談ですが、本当に酸っぱしょっぱ辛かったので、塩分がすごいことになっているのではないかと思っておそるおそる調べてみたのですが、普通のペヤングの方がカロリーも塩分も多かったです。びっくり。
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