Mozillaは本日5月6日、Windows、Mac、Linuxなどデスクトップ向けの修正アップデート版のなる「Firefox 53.0.2」をリリースしました。4月20日にデスクトップ向け正式版「Firefox 53.0」メジャーアップデートを行い、バージョンナンバーとしては「53.0.1」を飛ばしての修正版リリースとなっています。
今回のアップデートでは、フォームバリデーションエラーや日付選択パネルが正しく表示されない不具合の修正が行われています。また、潜在的に悪用可能なクラッシュにつながりかねないWebGLコンテンツに採用されている ANGLE グラフィックスライブラリ内で、Buffer11 APIの呼び出し中に解放後使用が発生する可能性があるセキュリティ脆弱性に関わる問題の修正も含まれています。
変更点としては、window.findの非標準showDialog引数が無視されるようになりました。
Firefox 53.0.2 デスクトップ版の新しい機能
修正
- フォームバリデーションエラーや日付選択パネルが正しく表示されるようにしました。(Bug 1341190)
- いくつかのセキュリティ問題 を修正しました。
変更
- window.findの非標準showDialog引数が無視されるようになりました。(Bug 1348409)
Mozillaは、6〜8週間隔で新しいFirefoxのバージョンをリリースしています。Windows、Mac、Linuxなどのデスクトップ向け次期メジャー・アップデート版「Firefox 54」は2017年6月19日(月)のリリース予定となっています。