Appleは2017年09月13日にiTunesの最新版「iTunes 12.7」をリリースしました。iOS 11デバイスとの同期をサポートということで、多くのユーザーがアップデートしました。ただ、「12.7」という半端な数値であるにもかかわらず、今回のアップデートでは仕様が大きく変更されました。
今バージョンでは、iTunes上から「App Store」や購入したアプリを管理する「Appライブラリ」が削除され、「App」や「着信音」の管理はiPhoneなどのiOSデバイス本体に委ねられることになりました。
この仕様変更によって、iTunesでは「App」や「着信音」の管理ができなくなってしまい、MacやWindows PCの母艦としての役割は大きく様変わりすることになります。これからは、これまで通りにMacやWindows PCを母艦としたiOSデバイス管理を行いたい場合には、iTunesではなくサードパーティ製のiOSデバイス向けファイルマネージャーが必要になります。
iPhoneやiPad、iPod touchなどのiOSデバイスをバックアップしたり、デバイス内にあるデータを確認できるサードパーティ製のiOSデバイス向けファイルマネージャーはいくつかあります。
その中で、わりとiTunesに仕様が似ていて、なおかつ日本語にも対応しているものということになると、「iMazing」と「iFunbox」に絞られるかと思います。どちらもMacおよびWindows PCに対応しているのでOSを選ばないところもいいです。
iMazing
iFunbox
もし、MacやWindows PCを母艦としたiOSデバイス管理を行いたい場合には、上記の2つのアプリを一度試してみてはいかがでしょうか。