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【Softbank(ソフトバンク)】先日発生した大規模な通信障害についてお詫び。総務省は「重大事故の可能性」とも。

先日の2月19日に発生した大規模な通信障害について、ソフトバンクは公式HPにてお詫び文を掲載すると共に、今後の安定的な取り組みを強化することを発表しました。また、今回の障害について野田聖子総務大臣は「電気通信事業法上の重大な事故に該当する可能性が高い」とコメントしています。そもそも何が原因でこんなにも大きな通信障害が発生してしまったのでしょうか?

Softbank(ソフトバンク)先日発生した大規模な通信障害についてお詫び。総務省は「重大事故の可能性」とも。

大規模通信障害の原因は?

大規模な通信障害が発生したのは2月19日

  • ソフトバンクの携帯電話から、東京の市外局番である「03」に電話が繋がらなくなる
  • 固定電話サービスの「おとくライン」の発着信しづらくなる

上記障害が午前9時半頃から9時間後の18時44分まで発生しました。この件に関してソフトバンクは公式HPにてお詫び。

事前にHPで告知されていた工事ではあったものの、2月18日に実施した固定音声網の中継区間の設備増強工事にて、他通信事業者への中継機器に不具合が発生したとのこと。これにより、東京の一部エリアの固定電話との通話がしづらくなり、およそ67万回線に影響が及びました。

「電気通信事業法上の重大な事故に該当する可能性」になるとどうなるのか

今回の障害について、野田聖子総務大臣は閣議後の会見にて「電気通信事業法上の重大な事故に該当する可能性が高い」と発表しました。

  • 影響した人数が67万人と多数であること
  • 復旧まで9時間を要したこと
  • 緊急通報に影響を与える可能性があったこと

これらのことから、今回「重大な事故」に該当する可能性が高いと思われます。今回は緊急通報に影響はなかったとされていますが、かかりつけの病院への電話ができなかったなどの実質的被害に遭った方の報告が上がってくることも考えられます。法務省が定める重大な事故は次の通りとされていますので、たしかに該当する可能性は高いです。

なお、事故の報告を行わない(もしくは虚偽の報告をした)場合には、罰金を科される可能性があるそうです。

source:ソフトバンク、総務省(1/2

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