前回に引き続き、ATOKについてご紹介していきたいと思います!
今回は「学習機能」について!MS-IMEより何歩も先を歩いている便利な機能の全容をご紹介したいと思いますので、よろしければお付き合い下さい。
シリーズ第1弾!
シリーズ第3弾!
このシリーズでは、ATOKってどんな感じ? MS-IMEと何が違うの? という疑問に、ATOK公式サイトのHOW TOページを参考にしながら、私の右往左往記と一緒にお答えしていきたいと思います!
今回お伝えしたいのは「学習機能」!
前記事でも少し触れましたが、MS-IMEを使っていると何度入力しても変換結果が安定せず、誤変換が増えてしまう経験、ありませんでしたか? こんな単語一度も使ったことないが!? なんてことも私はよくありました。
何度やっても文節区切りを覚えてくれなくて、「来て/良かった」(2文節)と打ちたいのに「着て良かった」(一文節)と変換されてしまうのにもムキーッとなっていました。
「来て良かった」を辞書登録したほどです。(笑)
入力のクセを覚えて修正!
正しく変換確定した経験を持っていれば、そのあとに同じ語で入力ミスしたものは勝手に正しく変換してくれます。
文節がなければ一発変換(画面左)
文節で区切られていればShift+Enterを押せば変換(画面右)
ATOKは勝手に誤字を覚えて、勝手に訂正してくれます! ATOKは勝手に誤字を覚えて、勝手に訂正してくれるんです!
これが本当に助かるんですよね……! 恥ずかしい話、MS-IMEを使っていたとき、誤字をなくさんとぽちぽち「でkちあ」→「できた」、「いべtの」→「イベント」なんてのをもろもろ手動で辞書登録していたもので……。
さらに、一発で変換できない時に細切れにして入力、確定しなおすとこんな表記が出ることがあります。略称や造語の登録をするときにも便利ですね~。
この画像の場合だと「ぎょうすい」と打って「業推」が一発で出なかったので、いったん文字を消して「業務(と打って務だけを消す)/推進(と打って進だけを消す)」と打って確定した時の画面ですね。
↓結構出てきてくれます。
とにかく間違ったものを訂正したり、よく使っている単語などは自動辞書登録でどんどん覚えていってくれるので、必然的に誤字が減ります!
ちなみに私の辞書も学習しまくってこんなことになっています。ひえ~。
さっきからモザイクかけまくってますが、やましいものなんて何も登録してませんからね。わたくし清純派でございますので。あっそこ石投げないでくださいすいません
誤字まで自動登録?
注意しなければならないのは「誤字も登録されてしまう」ところです。
ATOKを使っていてあまりにも変換機能がひどくなってきた場合はATOKが混乱しているものと思われますので、いったん学習履歴をクリアしてしまうのも手かもしれません。
でも学習履歴を消してしまうのってちょっと惜しいですよね……。
そこで、ここではATOKを混乱させないよう、1回の入力で勝手にぽんぽんと辞書登録させない設定をする方法をご紹介します!
※ この設定をすると1回入力しただけでは覚えず、複数回入力して初めて辞書登録してくれるようになります。どちらが使いやすいか試してみるのもいいかもしれませんね。
ATOKのプロパティ(Ctrl+F12)を開いて……
詳細設定で「する(弱)」に!
これだけです!
「する(強)」だと1回で辞書登録してしまうんですが、
「する(弱)」にすると複数回入力して初めて辞書登録するようになります。
ちなみに「一時」だとPCがついている間だけ学習し(再起動すると消える)、「しない」だと学習しません。それぞれの項目ごとにカスタマイズすると便利になりそうですね。
最後に
第2回は「学習機能」についてご紹介しました。
かなり便利なので使いこなせれば入力スピードや正確性も上がるのではないでしょうか?
ぜひ色々試してみて下さいね。
次回の「MS-IMEからATOKへ」シリーズでは「先回り機能」+その他便利機能についてご紹介したいと思います!
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