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Mozilla、Firefox 61.0.2デスクトップ向け最新バージョンをリリース。Windows 再起動後の Firefox セッションの自動修復 をサポート

Mozillaは2018年8月9日(現地時間8月8日)、Windows、Mac、Linuxなどデスクトップ向けのWebブラウザFirefoxのメジャーアップデート版として先日6月27日にリリースした「Firefox 61.0」の2度目の修正バージョンとなる「Firefox 61.0.2」をリリースされました。

6月27日にリリースした「Firefox 61.0」では、WindowsとLinuxでのタブ間の切り替えの高速化、MacOS上でのWebExtensionsによる独自のプロセスを実行することにより、より速くページをレンダリングできるようにパフォーマンスが向上しています。また、OpenSearchプラグインを提供するWebページ上のページアクションメニューから検索バーを使用して検索バーを検索することができます。

また、前回修正バージョン「Firefox 61.0.1」では、Firefox 60からのアップグレードにより、まれにブックマークの消失問題が発生していましたが、これを修正しています。また、Amazon.com が提供するライブストリーミング配信プラットフォーム「Twitch(ツイッチ)」での解像度1080pでのビデオストリームの再生問題を改善している他、ブラウザのポップアップウィンドウが開いたときにWebページのフォーカスが失われてしまう問題など、いくつかの不具合やバグの修正が行われています。

今回のアップデートでは、Windows 再起動後のFirefox セッションの自動修復をサポートしました。ただ、この機能は大多数のユーザーでは既定で有効となっておらず、今後数週間で徐々に有効化されていくとのことです。

Firefox 61.0.2デスクトップ版リリースノート

新機能

  • Windows 再起動後の Firefox セッションの 自動修復 をサポート。現状では、この機能は大多数のユーザーでは既定で有効となっておらず、今後数週間で徐々に有効化されていく

修正

  • Retained Display List 機能が有効になっている場合にウェブサイトのレンダリングを改善 (Bug 1474402)
  • 特定のアドオンをインストールしていると開発者ツールパネルが正常に表示されない問題を修正 (Bug 1474379)
  • 特定のアクセシビリティツールを有効にしているとクラッシュする問題を修正 (Bug 1474007)

今回の「Firefox 61.0.2」バージョンアップではWindows PC向けをはじめ、Mac、Linux、そしてAndroid版がそれぞれリリースされており、Mozillaウェブサイトよりダウンロード可能となっています。

なお、今回のアップデートはバグの修正が主で、セキュリティ脆弱性に対する対応は含まれていない模様です。

Firefox 61.0.2のアップデートは、すでにFirefoxがインストールされている場合には、Mac版であればメニュー[Firefox]→[Firefoxについて]から、Windows PCであれば[ヘルプ]→[Firefoxについて]からいつでもアップデートすることができます。

なお、Mozillaは6〜8週間隔で新しいFirefoxのバージョンをリリースしています。Windows、Mac、Linuxなどのデスクトップ向け次期メジャー・アップデート版「Firefox 62」は2018年9月4日(火)のリリース予定となっています。

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