久留里城に登ってきました。久留里城って山城だったんですね。行く前に気づけよ、俺。しかも、最後は階段。自転車をどこかにアースロックして歩いて階段を上ろうとも思ったのですが、まあ、大した距離でもないと思って、自転車を持って登ったのでした。
その時の写真がこれ。
山頂にあるのは、1979年に天守台わきに建てられた鉄筋コンクリート造りの模擬天守なのですが、石垣の配色が(リアルかどうかは別にして)きれいだったので、思わずパチリ。
登った階段はこんな感じです。
久留里城からは久留里の町が一望できます。正確には測っていませんが、町からお城まで100mくらい登ります。
久留里街道で久留里を目指す
久留里は山間の小さな城下町です。木更津駅から出ている久留里線は、千葉県のJRで唯一電化されていないローカル線です。去年の後半から行くようになった養老渓谷には小湊鉄道が走っていますが、こちらは私鉄。でも、電化されていないのんびりしたローカル線というところは共通しています。
養老渓谷には養老川が、久留里には小櫃川(おびつがわ)が流れています。養老川沿いは走りやすいサイクリングロードになっています。小櫃川沿いも走れるかいろいろ調べたのですが、サイクリングロードとしては整備されてなさそう。しかたがないので、久留里街道を使って久留里まで行きました。交通量はそれほど多くはなかったですが、今度走るときは、のんびり走れる養老川沿いの道経由で行こうと思います。
名水の湧く小さな城下町のカレーうどん
行く直前まで知らなかったのですが、久留里は水でも有名で、日本百名水にも選ばれています。久留里駅の隣の観光案内所の前に、
湧き水が飲めるところがありました。湧き水と言っても、久留里の水は自噴式の井戸水です。久留里には約200本の自噴式の井戸があり、その多くは「上総掘り」というこの地域で生まれた井戸掘り工法で掘られています。機械を使わない工法のため、アフリカや東南アジアでは今も「上総掘り」で多くの井戸が掘られています。
その久留里の水を飲んだ正直な感想。
そんなにうまくない。
しかも、変なクセがある。
後で調べたら、このへんの水には硫黄分が含まれていて、それが臭さの原因らしいのです。一晩汲み置きすれば硫黄臭さが消えて、まろやかな水になるそうで、しかも、地下400m~600mから湧き出した自然水であるため、乳酸菌やペニシリン菌など抗菌性土壌菌群を含んでいるらしいのです。
今度行った時は「乳酸菌、ペニシリン菌」と3回唱えて飲んでみようと思います。
お昼ご飯は「くるり庵」で食べました。「カレーうどん ¥480」の張り紙。
これが、そのカレーうどんです(イカ天は別注文)。
あの長瀬さんも食べたカレーうどんなのでした。
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