先週の3連休の最後の日、週末は雪だったので、雪の残っていそうな山に行くのはパス。まだ行ったことのない“近所”に、最近買ったサイコンWahoo elemnt boltのナビ機能を試しに行きました。目的地は、千葉港にある千葉ポートタワーの対岸。そこでたまたま見かけたのが・・・。
今は使われていない様子。でも、10年前くらいまでは使われていた壊れ具合。
もしやと思い、ポケモンGOを立ち上げると、ポケストップになっていました。
ポケストップの名前を見ると、「不思議な建物」。
見たまんま。何の役にも立ちません。少しは調べてから登録しろよ!
仕方ないので自分で調べました。
このあたりは職務質問の名所らしい
この「不思議な建物」は、千葉港に入って来る大型船舶に信号を送る「千葉港信号所」という施設で、2012年まで使われてたらしいのです。今は対岸に信号所は移っています。
Google Mapでは「(株)東洋信号通信社」と表記されています。東洋信号通信社というのは、地方自治体から港湾管理業務を請け負っている会社です。
信号所を調べたついでに分かったのは、成田空港には千葉港からパイプラインで航空燃料が送られていて、この付近がその起点になっていることでした。
写真は「千葉港信号所」から来た道を撮ったものですが、丸で囲んだところにあるのは警察の監視小屋です。パイプラインのテロ対策で24時間監視していて、前を通り過ぎようとすると必ず職質される。この通りは、知る人ぞ知る“職務質問の名所”らしいのです。幸いにというか、残念ながらというか、私は行きも帰りも職質されませんでした。
ターンバイターン機能を試すまでが大変だった
千葉港に行こうと思った理由は、Wahoo elemnt boltのターンバイターン(キューシート)というナビ機能を近場で試すことでした。ターンバイターンは、交差点の進行方向を文字や電子音で知らせてくれる機能で、elemnt boltはLEDの点滅でも教えてくれらしいのです。
「らしい」というのは、ターンバイターン機能を使うには今まで使ったことのないアプリを使う必要があるからで、その初ライドが「千葉港信号所」なのでした。
ここまでの道のりが長かった!
ターンバイターン機能が使えるルートを作成できるアプリというのはkomootとRide with GPSの2つしかなく、両方とも日本語版は無し。これまではPCで操作ができ、ターンバイターンのルート作成も無料のRide with GPSがよく使われていて、ネットにも情報が多くあるのですが、昨年10月からターンバイターンのルート作成が実質的には有料化してしまったのです。しかも、Basic版で年間6000円(毎年です!)。
それで買い切りのkomootでルート作成をすることにしたのですが、このへんの説明を始めると長くなりそうなので省略。「千葉港信号所」までの初ライドまでには、いろいろなドタバタがあったのでした。
ターンバイターン機能を実際に使ってみた感想は、使いこなせるようになったら超便利そう。右に曲がるときはピピピピッと電子音が鳴り、LEDが左から右に点滅するのですが、地図をじっと見る必要がなく、わかりやすいのです。
気になっていたのは、ターンバイターンでルートを往路しか作ってなくて、それを復路で使った場合はナビしてくれるのか。
試した結果は、ルートは示してくれますが、ナビはしてくれません。でも、ルートを外れるとLEDが赤く点滅し、電子音でも知らせてくれます。ターンバイターンのように、曲がるたびにピピピピ、ピカピカしなくて、このほうがいいかもしれないと思ったのでした。
注:後で分かったのですが、スマホのwahoo elemntのアプリで、ルートの起点と終点は簡単に反転できます。
ちなみに、今回走ったルートの半分は、ランニングと自転車が一緒のコースです。
ルートというほどではないですが、今回走ったルートです。
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