Appleは本日1月25日、Mac向け最新OS「macOS Sierra 10.12」の4度目のアップデートとなる最新ベータ版「macOS Sierra 10.12.4 Beta 1(Build:16E144f)」をデベロッパー向けにリリースしました。
Appleは昨日1月24日にMac向け最新OS「macOS Sierra 10.12.3」をリリースしました。一夜明けた今日、次期アップデートバージョン「macOS Sierra 10.12.4 Beta 1」がリリースされ、開発者登録されているMacユーザーであれば、デベロッパーサイトより、あるいは使用しているMacのApp Storeよりダウンロード&インストールができるようになっています。
今回公開されたmacOS Sierra 10.12.4 Beta 1では、通常のアップデート同様にバグの修正や機能の改善およびセキュリティの向上が行われているほか、iPhoneでおなじみの「Night Shift」機能がMacに搭載されています。夜になった時にブルーライトを抑えるように、時とともに画面の表示色をゆっくり変えてくれる目に優しい機能です。MacBookや接続されている外部ディスプレイに内蔵されているRetina Displayの色調変更は設定画面よりスケジュールすることができます。
「Night Shift」モードでは、時刻に対応して画面上の表示色を自動的に調整します。ブルーライトの眩しさからより柔らかい黄色のディスプレイに移行することによって、目に優しく、睡眠にも役立つかもしれないということです。
開発者向けのmacOS Sierra 10.12.4 beta 1を試すには、Appleのデベロッパープログラムに登録しているユーザーであることが必要です。そして、MacBookやiMac、Mac miniなどのMacデバイスを持っているユーザーであればすぐにダウンロードすることができます。
すでにベータ版の設定プロファイルが使用しているMacにインストールされている場合には、Mac App Storeアプリの[アップデート]タブを更新することでアップデート情報が表示され、ダウンロード&インストールすることができます。あるいは、macOS Sierra 10.12.4 beta 1ファイルをAppleの開発者ポータルから直接ダウンロードすれば、Macに直接クリーンインストールすることもできます。