「プログラム」と「ソフトウェア」は同じ意味で使われることが多い。「ソフトウェアを書く/作る」「プログラムを書く/作る」どちらも言う。googleで検索すると(2016.2.18現在)、
”ソフトウェアを書く” 約 247,000 件
”ソフトウェアを作る” 約 341,000 件
”プログラムを書く” 約 344,000 件
”プログラムを作る” 約 349,000 件
しかし、違いもある。簡単に言えば、プログラムとはコンピューターへの計算や処理の命令のことだ。例えば、「AにBを加算する」「AをBに代入する」という小さな命令が集まって「印刷する」という命令が実行される。「AにBを加算する」や「印刷する」はプログラムとは言うが、ソフトウェアとは言わない。
表計算やゲームのプログラム全体をソフトウェアというのが普通だ。silver wareは銀製品のことでだが、softwareのwareには製品という意味もある。
「ソフトウェア」は「ハードウェア」と対比しても使われる。コンピュータの回路や装置など物理的実体を「ハードウェア」と呼ぶのに対し、プログラムやプログラムの扱うデータなどを総称して「ソフトウェア」と呼ぶ。
「ソフトウェア」は、実は文書作成やメールなど特定の作業や業務を目的とした「アプリケーションソフトウェア」と、WindowsやiOSなどの「システムソフトウェア」に大きく分けられる。「アプリ」というのは、os上で動くソフトウェアのことを意味する。
つまり、ソフト>アプリ。ソフトの中にアプリが含まれる。
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