0 / 140

Mozilla、Firefox 148.0デスクトップ向け最新安定版をリリース。AI が支援する機能を管理できる「AI制御」の設定が追加、など。

Mozillaは2026年2月25日(現地時間2月24日)、Windows、Mac、Linuxなどデスクトップ向けのWebブラウザFirefoxの定期的なメジャーアップデートとなる「Firefox 148.0」を正式リリースしました。

今回リリースされたMozillaのWebブラウザ最新バージョン「Firefox 148.0」では、以下の新しい機能や修正が行われています。

Firefox 148.0デスクトップ版リリースノート

新機能

  • 設定メニューに AI 制御 セクションが追加された。AI が支援する機能を管理できる (詳細)。
  • PDF に埋め込まれた数式をスクリーンリーダーが読み取ることのサポートを改善。
  • リモート改善設定 が Mozilla と共有される技術情報および操作データ (テレメトリー) から分離された。テレメトリーの共有や Mozilla の実験的な機能 への参加をオプトアウトしていても、リモート改善の受信をオプトインできる。
  • Windows: Firefox バックアップ が Windows 10 で「Firefox を閉じたときに履歴を削除する」を設定しているユーザーでも利用可能となった。Firefox を閉じたときに削除するよう設定しているデータはバックアップには含まれない。
  • 以下の言語で ページ全体の翻訳 が利用可能となった。: 
    • 繁体字への翻訳および繁体字からの翻訳
    • ベトナム語への翻訳
  • 新しいタブ の壁紙が新しいコンテナタブにも表示されるようになった。

修正

  • メジャーアップデートの後で言語パックが無効化されることがある問題を修正。
  • Windows: ダウンロードした画像を Adobe Illustrator にドラッグしたときに、画像の URL ではなく画像そのものが正しく挿入されるようになった。

Enterprise

Web Platform

  • about:blank のドキュメントがウェブ互換となった。コンテキスト閲覧の最初のナビゲーションが about:blank へ向かった場合、パーサーが生成したドキュメントで置換されることなく同期的に完了するようになった。
  • サービスワーカーによる WebGPU サポートを追加し、すべてのワーカーコンテキストで利用可能となった。サービスワーカーによって WebGPU をバックグラウンドで機能させることが可能となり、拡張機能が複数のタブでリソースを共有できるようになる。
  • Iterator.zip() および Iterator.zipKeyed() メソッドをサポート。ほかの言語での zip に類似した機能となる。
  • Trusted Types API をサポート。クロスサイトスクリプティング攻撃を抑止するものとなる。
  • Sanitizer API をサポート。HTML マニピュレーションの新しいメソッドを提供する。element.setHTML() メソッドにより HTML コンテンツを element.innerHTML と同様に挿入することができるが、クロスサイトスクリプティング (XSS) などのセキュリティ脆弱性を排除できる。補完的なメソッドである document.parseHTML() も、HTML パースを安全に利用できる。
  • location.ancestorOrigins アトリビュートをサポート。
  • Navigation API の NavigationPrecommitController.addHandler() インターフェイスをサポート。
  • CSS Anchor Positioning の一部である position-try-order プロパティをサポート。
  • CSS shape() 関数をサポート。clip-path と同様に、レスポンシブなフリーフォームシェイプを定義できる。path() とは異なり、標準的な CSS シンタックスを利用し、CSS 単位をサポートし、数学関数を利用できる。

セキュリティ修正

今回のアップデートでのセキュリティ修正は合計51個で、重要度別の区分では重要度区分「高(high)」31件、「中(moderate)」17件、そして最も低レベルの「低(low)」3件の修正が行われています。

重要度「高」のセキュリティ修正情報

重要度「中」のセキュリティ修正情報

重要度「低」のセキュリティ修正情報

Firefox 148.0 についての一般的な情報は リリースノート を、開発者向けの情報は MDN および Mozilla Developer YouTube チャネル を参照されたい。

注意事項

▶︎Security Vulnerabilities fixed in Firefox 148 — Mozilla

Firefox 148.0」は、Windows, Mac そして Linux向けがリリースされており、すでにFirefoxがインストールされている場合にはメニュー「Firefoxについて」から、あるいはMozillaWebサイトよりダウンロードいつでもアップデートすることができます。Firefox 148.0 の利用に必要なシステム要件については、Firefox 148.0 システム要件 を参照してください。また、延長サポート版である Firefox ESR もバージョン 140.8.0 および 115.33.0 がリリースされています。

Mozillaは、6~8週間隔で新しいFirefoxのバージョンをリリースしています。Windows、Mac、Linuxなどのデスクトップ向け次期メジャー・アップデート版「Firefox 149」は現地時間2026年3月24日(火)のリリース予定となっています。

つぶやき

Facebookのコメント

この記事へのコメント

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です