Appleは本日19日、iOS 10ベータ版第3弾となる「iOS 10 Beta 3」をデベロッパー向けにリリースし、iPhone、iPadとiPod touchの各種デバイスで利用できるようになっています。6月14日に世界開発者会議「WWDC2016」で発表され、当日デベロッパー向けに公開された「iOS 10 Beta 1」にはじまり、7月6日にはその第2弾となる「iOS 10 Beta 2」が開発者向けにリリース、そして今回のiOS 10ベータ第3弾となる「iOS 10 Beta 3」と順調に開発が行われていることが伺われます。
Appleのデベロッパープログラムには、現在1,300万を超える開発者登録がされ、その多くの開発者が今回のiOS 10ベータ版第3弾となる「iOS 10 Beta 3」をインストールして試すことが出来ます。
「iOS 10 Beta 3」での変更点は、前回同様に多くが各機能の改善や修正に向けられているようです。Beta 2で前に旧キーボードに戻っていたキーボードのタップ音が復活や、3D Touch非対応の旧機種でもメッセージ通知を「タップ」または「スワイプ」することで、メッセージ内容をオーバーレイで表示し、素早く返信すできる機能を使うことが出来るようになっていたり、ロック解除方法に「Rest finger to Open」オプションが追加され、iOS 10 beta 3で従来のロック解除方法が選択可能になっています。などなどあるのですが、総じて細かな手直しが行われているという感じです。
すでにデベロッパーやテスターの方の多くが、「iOS 10 Beta 1」や「iOS 10 Beta 2」をiOSデバイスにインストールして、新しいiOSを体験し、楽しんでいることと思います。ただ、安定性の問題なども多く報告されているので、そうした不具合やバグの修正も行われているので、引き続きiOS 10ベータ版を楽しむのであれば、最新の「iOS 10 Beta 3」にアップデートすることをお勧めします。
また、新たに「iOS 10 Beta 3」をインストールする際には、iOS 10では対応デバイスも今までと変更になりiPhoneの場合にはiPhone 4s、iPad 2、iPad 3、iPad miniなどが対象外になっています。試す場合には対応デバイスを確認して行いましょう。
そして、すでにiOS 10ベータ版をiPhoneやiPad、iPod touchにインストールしている場合には、iOSデバイスの[設定]アプリを開いて[設定]→[一般]→[ソフトウェアアップデート]でiOS 10 Beta 3のアップデート情報を得ることが出来ます。
今回のiOS 10 Beta 3で初めてiOS 10を試す場合には、Apple Developerサイトよりログインしてインストールすることが出来ます。インストールする方法としては、iTunes経由またはiOSデバイスに直接OTAインストールする方法があります。その際の手順については下記の記事を参照ください。
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