どれだけTouch IDなどでセキュリティを強化していても、とある設定一つで危ない目に遭うことがあってしまうことがあるんです。実はiOS 11から、ロック画面に表示された不在着信履歴の相手に認証なしで折り返し電話ができるようになりました。例えばiPhoneを落としたとき、どこかに忘れてきてしまったとき、もしそのiPhoneを拾った人が悪い人だったら…。不在着信として表示されている相手に電話ができてしまうし、電話番号や名前も知られてしまいます。通話画面からは連絡先も開けます。そうならないためにも、設定の確認をしましょう。
iOS 11でiPhoneのロック画面に表示された不在着信履歴から大事な情報を守る!
Touch IDやパスコード入力なしで不在着信画面から電話をできないようにする方法
不在着信の履歴から電話がかけられるとはどういうことか。これはロック画面に不在着信のお知らせが表示されるよう設定している人の場合です。不在着信があると、このようにロック画面上に誰からいつ電話があったのか表示されます。
この表示を3D Touchすると、「メッセージを送信」「かけ直す」というメニューが表示されます。(すみません、この写真のiPhoneだと英語表示なのですが日本語設定にしているiPhoneではそのように表示されます。)ここで、かけ直すを選択すると、なんとTouch IDもパスコードも要求されぬまま電話ができてしまうんです。通話画面からは当然何の認証もなしに連絡先を開けてしまうので、もう見られ放題です。
なので、これを認証なしに電話できないよう設定していきます。まず、設定から「Touch IDとパスコード」を開きます。
パスコードを入力して開いたら、下の方にある「ロック中にアクセスを許可」の一覧にある「不在着信にかけ直す」のトグルボタンをOFFにしてください。合わせてwallet等認証なしで使用されたくないものはOFFにしておきましょう。
この設定をOFFにしたことで、同じようにロック画面から電話をかけなおそうとすると、この様にTouch IDかパスコードが要求されるようになります。
この設定は恐らくiOS 11にアップデートした際はデフォルトでONになっているかと思われるので、是非一度確認してみてください!
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