「Open With」はFirefoxの機能拡張で、Firefoxで現在閲覧しているページをInternet Explorer、Google Chrome、Safari、Operaなどの他ブラウザで開くことができる便利ツールです。
他のブラウザで開く際に引数を渡せないのでバージョン指定まではできませんが、とってもお手軽です。オプション機能も充実しており、様々なブラウザでの表示を確認することがあるユーザーにとっては、とても便利なツールです。「FirefoxのAdd-onsサイト」から無償でダウンロードできます。ちなみに、作者のGeoff Lankowさんは開発のための寄付を求めています。このアドオンが気に入った方は是非。
「Open With」をインストールすると、「Firefox」のコマンドパネルに「Open With」のアイコンが追加され、デフォルトで設定されている他ブラウザでの閲覧が可能となっています。
「Open With」アイコンをクリックすると、Google Chrome、Opera、Safariの他Webブラウザで閲覧ページを開くメニューがデフォルトで設定されています。メニュー表示されるWebブラウザは、「Open With」インストール時に自動確認されるようです。今回はMac版Firefoxで試したので、上記のブラウザが認識されたようです(Windows PCで試した時には、Internet Explorerもメニューにデフォルトで設定されました)。
「Open wiht オプション」の画面を開けば、登録されているWebブラウザの表示・非表示をコントロール設定できます。また、起動オプションのカスタマイズやキーボードショートカットの割り当てを行うこともできます。
さらに、コマンドの表示方法を詳細にカスタマイズすることも可能で、表示メニュー、タブメニュー、コンテクストメニュー、そしてタブバーに閲覧中のページを他のブラウザで開くといった設定が可能です。
複数のWebブラウザでの表示確認を行うWeb制作者やブロガーにはもってこいのFirefoxアドオンですね。ぜひお試しください。