チバニアンがパワースポットかどうかは知しりませんが、今度は正真正銘の千葉のパワースポット「笠森観音」に行ってきました。その笠森観音の境内で売っているのが、黒招き猫。ご利益がすごい!と評判らしいのです。
笠森観音の黒招き猫は、境内の入り口、二天門をくぐってすぐ左手の「縁起屋 古壺」というお店で売っています。
黒招き猫がペアで1,000円。座布団は1枚500円。5色あって、赤い座布団が浄化、金が金運、緑が健康、ピンクが良縁、青が学業。赤い座布団を一番下に敷いて、あとは願を懸けたい座布団を購入する(なかなかよくできたビジネスモデル? バチがあたるので、そんなことは言いません)。黒招き猫はネットでも買えます。
これが二天門。左奥に見えるのが観音堂です。
門をくぐると、「縁起屋 古壺」。古壺は「ここ」と読むらしいです。
縁起屋 古壺の並びにある「くろねこCAFE」で、甘酒(300円)も飲んできました。
観音堂は「四方懸造」の国の重要文化財
笠森観音堂は、大きな岩の上に建てられた「四方懸造り(しほうかけづくり)」という建築様式で、国の重要文化財になっています。建てられたのは長元元年(1028年)。
右手に回り込むと、岩山の足場の上にお堂が建てられているのがよくわかります。四方が足場になっているのは、全国でもここだけらしいです。
正面の左手には、梅の花が咲いていました。
笠森観音・二天門までの道順
笠森観音までの道順です。
いつもと少しコースを変えていますが、上総牛久までは養老川沿いの道を走りました。上総牛久から房総横断道路を6kmくらい走ると笠森観音です。
笠森観音は市原市の隣の長南町にあります。房総横断道路のトンネルを抜けると長南町。
すぐ、笠森観音の看板が現れますが、ここは自動車の駐車場の入口です。駐車場から女坂の階段を上ると笠森観音があります。
やたら立て看板と標識の多い男坂の登り口。
最初は自転車に乗って登ろうと思ったのですが、「車両進入禁止」(自転車も一応軽車両)の看板もあるし、道幅もそれほど広くなく、歩いている人もいるので、自転車を降りて押していくことにしました。150mくらい切り通しを登ります。
切り通しを抜けると「子授楠」。ここで駐車場からの女坂と合流します。
ここからさらに100mちょっと登ると二天門に着きます。
うぐいすラインが土砂崩れでコース変更
実は笠森観音へは、最初、養老川経由ではなく、ロードバイクに乗る人たちがよく使ううぐいすライン経由で行こうと思っていました。でも、前日の夜、急に嫌な予感がして調べてみたら、なんと土砂崩れで昨年11月から今年の3月まで通行止めになっていました。もし、うぐいすライン経由で行っていたら、笠森観音にはたどり着けなかったかもしれません。笠森観音の観音様のお告げだったのか、黒招き猫の御利益だったのか。まさか、
「運の前払い」で、これで運を使い果たした
なんてことはないと思いますが(ないと思いたい!)。
うぐいすラインの土砂が崩れた場所は、大桶のT字路の手前の山の頂上、太陽光パネル設置の造成地です。最初にうぐいすラインを走ったとき、山頂を削って太陽光発電てどうなのよと思っていたので、「やっぱり」という感じです。
その去年の10月21日にたまたま撮っていた写真がこれ。
土砂崩れは、このあと11月6日に起こったらしいのです。太陽光発電は、本当に人と地球に優しいんでしょうかね。
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