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【ロードバイク】大戸の洗い越し【ちょっと秘境】

家から65km先にある「大戸の洗い越し」を自転車で見に行ってきました。「洗い越し」は、上を川が流れている道路です。沈下橋とは違います。常時路面が水面下にあって、渡るにはじゃぶじゃぶ歩いていくしかありません。

と、「洗い越し」を以前から知っていたような書き方をしていますが、知ったのは養老渓谷に行くようになった去年から。暖かくなったら(=日が長くなったら)行こうと思っていたのでした。

洗い越しへの道は、一般車両通行禁止

洗い越しは昭和の前半まで全国どこでも見られたのですが、今は橋を架けるのが費用的に見合わない山岳部や農村地帯に残っているだけ(らしいです)。

国道や県道の洗い越しもありますが、千葉県大多喜町にある大戸の洗い越しは農道。
運が良ければ道を渡る軽トラックにも出合えるらしいですが、川向こうにある畑に行くために作られた道で、地図、少なくともGoogle Mapには道路としては載っていません。

道自体は大多喜町の町道らしいのですが、大戸の洗い越しに向かう道には、文字は消えかかっていますが、「一般車両通行禁止」という看板が立っています。

以前、大戸の洗い越しがオートバイ乗りのツーリングの人気スポットになり、事故が起きても責任が持てないと車両通行禁止にしたらしいのです。というわけで、この先は徒歩。

自転車を押していくと、青いビニールシートが見えてきます。

もしかして大戸の洗い越しは通行止めになっている? と思ったのですが、近づくと、ビニールシートで覆われていたのは洗い越しの手前でした。

洗い越しの水深は5〜10cmくらい。川上は意外なほど穏やかです。

川下は、急に流れが速くなったように波立っていて、見ていて飽きない光景でした。

途中のらーめん八平で1時間半

今回のルート。

大多喜町にある大戸の洗い越しは、大多喜街道を使うのが最短ルートですが、交通量が多くて苦手です。調べたら、少し前に行った笠森観音らーめん八平を通るルートでも、大戸の洗い越しに行けそうです。せっかく大多喜町に行くので、

いすみ鉄道の大多喜駅前を通るルートで大戸の洗い越しを目指しました。

大多喜駅は、小湊鉄道の小さな駅と比べるとはるかに立派。

午前中に大多喜駅は通過する予定でしたが、たどり着いたのは1時ちょっと前。実は、途中で寄ったらーめん八平で待たされて、アリランチャーシューを食べ終えるまでに1時間半もかかってしまったのです。

らーめん八平には開店11時の15分前に着いたのですが、待っている人が多くて、最初にテーブルにつけるグループに入れなかったことが敗因(?)。

食べ終えて外に出た時は12時15分過ぎ(前回も10時半前に着いて、食べ終わったのは12時近くになっていたから、これでもいいほうかもしれない)。しかも、らーめん八平から大戸の洗い越しに行くには、小高い山を二つ越えていかなければなりません。このまま家に帰ろうかな。

という気持ちを抑えて、大戸の洗い越しを目指したのでした。

本日学んだのは、らーめん八平をコースの途中に入れてはいけないこと。

もう一つ学んだのは、養老渓谷周辺の農道をボーっと走ってはいけないこと。写真は日が傾き始めた帰り道に撮ったものですが、大戸の洗い越しに向かう時、このへんに地元のおじさんが立っていて、棒の先でなにやらいじっていました。自転車を止めようとしたら、

「このへんマムシがいるんだ。マムシは飛びつくから気をつけたほうがいいよ」

自転車を止めずに、おじさんに愛想笑いして、そのまま走り去りました。養老渓谷の農道や林道を走るのは命がけなのでした。

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MZ-80いじってました。アップルはMacintosh IIcxから(平和な時代でした)。それ以降も、本気で勉強する気にならなかったので、ITは、いつまでたってもわからないことだらけ、猫灰だらけ。

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