IPアドレスというのは、サーバー、ルーター、パソコン、プリンター、スマホ、ゲーム機なんでもいいけど、インターネットにつながるコンピューター機能を持ったすべての機器に割り当てられるアドレス(住所)のことだ。
IPアドレスは、「.(ドット)」で区切られた0から255までの4つの数字からできている。
0.0.0.0 〜 255.255.255.255
0から255ということは、256個の数字を指定できるということだ。
それが4組あるわけだから、組み合わせの数は256×256×256×256=256の4乗=42億9496万7296。
だから、約43億台のコンピューターの住所を指定できる。
でも、世界の人口は今、70億人を超えている。
1人1台以上のコンピューター機器を持つようになった時代に43億で足りるの?
答えは、yes and no.
yesというのは、43億で足りるような仕組みをIPアドレスは持っているから(正確にいうと、後で持たせた)。
noというのは、それでも足らなくなってきたので、現在のIPアドレスと平行運用して、ほとんど無限のアドレスを供給できる新しいIPアドレスが使われ始めているからだ。
今使われているIPアドレスはバージョン4で「IPv4(アイピーブイ4)」と呼ばれている。
新しいIPアドレスは「IPv6(アイピーブイ6)」。
もう絶対IPアドレス不足にはさせないぞ、という気合いで作ったIPv6のアドレス数は約43億x43億x43億x43億個。
70億人に均等に割り当てると1人あたり約4穣8,600?個 = 4京8,600兆×1兆個になる。
ひとつ、ふたつ、みっつ、後は「いっぱい」、という日常を過ごしている人間にはよくわからない数字だ。
と言っても、IPv6の利用はまだ全体の1割程度。
まだまだ、IPv4が主流だ。
そのIPv4の、43億で足りるような仕組みというのは、どういうものなのか。
こちらもチェック!
最新記事 by nob (全て見る)
- 【ロードバイク】房総横断道路は金運通り!? 長福寿寺【ポタリング】 - 2019年5月27日
- 【ロードバイク】HELLではなくWELLへ【サドル交換】 - 2019年5月14日
- 【ロードバイク】ターンバイターンのルート作成【Komoot】 - 2019年5月5日