買ってきた無線LANルーターはすぐつながったと言ったけど、戸惑ったこともあった。
ルーターの底に、細長いカードが差し込んである(××××の部分は1台1台違う)。SSIDって何? /a、/gって何? 暗号化キーって何だ?
無線LANの規格にaとかgがあるのは、なんとなく知っている。
そのことか?
調べると、ぜーんぜん違っていた。
SSID/aというのは2.4GHz帯で、「Buffalo-A-××××」というのはその名前。
SSID/gというのは5GHz帯で、「Buffalo-G-××××」というのはその名前だった。
今時の無線LANルーターは2.4GHzと5GHz、2種類の電波を出していて、それに名前が付いているらしい。
要は、パソコンやiPadで「Buffalo-A-××××」を選べば2.4GHzでつながり、「Buffalo-G-××××」を選べば5GHzでつながる。
じゃあ、SSIDは何か。
↓
Service Set Identifier
↓
サービスセットの識別子
↓
IEEE 802.11における無線LANの識別子
サービスセット? IEEE?
ますます混乱しそうなので、SSIDは「無線LANの識別子」=「無線LANのネットワークの名前」くらいで、とりあえず今は納得しておこう。
面白いのはというか、さらに頭を混乱させるのは、Macは「Buffalo-A-××××」や「Buffalo-G-××××」をSSIDとは呼んでないことだ。
MacではSSIDを「ネットワーク名」と呼んでいる。
ついでに言うと、暗号化キーも「パスワード」と呼んでいる。
でも、こっちのほうが、わかりやすい!
説明が遅れたけど、暗号化キーは何かというと、無線LANに接続するときに必要な“パスワード”のことだ。
Windowsでは「セキュリティ キー」、モバイルWiFiでは「WEPキー」「WPAキー」とも呼ばれているから、さらにややこしい。
なぜ「暗号化キー」と呼ばれているかというと、無線LANの通信は安全のため暗号化されることがほとんどだが、「暗号化キー」がその暗号を解くカギになっているからだ。単なるログインパスワードとは違う。
モバイルWiFiは、もっとダイレクトで、「WEP」や「WPA」というのは暗号化方式の名称そのものなのだ。
でも、使う側から見たら銀行のATMのパスワードと変わらない。
だったら「パスワード」でいいじゃない。
SSIDなんて言わずに「ネットワーク名」でいいじゃない。
無線LANって、消費者目線じゃないんだよね。
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