ヨーロッパに行って来ました。
ロンドンとパリ、どちらも羽田から12時間ぐらいかかります。
長いフライトの時は特に、食事はやっぱり楽しみですよね。
でも、昔は「機内食=美味しくない」というのが定説でした。
最近は昔ほどはまずい感じではなくなりましたが、それでも「おいしーい!」と思えたことはなかったかも……。
ところがところが、今回乗ったJALの食事が劇的に改善されていたんです!
それを報告!
ファーストクラスとかじゃないですよ。エコノミーですよ!
JALの食事は美味し〜い!
それは、羽田→ロンドン便でのことです。
ロンドンまでは12時間間弱。これくらいの長さだと、食事は2回。
まず乗ってからすぐに飲み物とおつまみっぽいもの。
亀田のあられでした。でも、柿の種とふつうのあられのミックスって感じで、アーモンドも1粒入っていたりで、市販品とは違う感じでした。
飲み物nメニューはこんな感じ。
飛行機でアルコールとると更に酔いそうな感じがするんだけど……?
いえ、ただの憶測です、はい。
さて、1回目の食事、これが素晴らしかった。
なんでも鳴り物入りらしいですよ。
柚子胡椒入りの鳥のくわ焼き!
ね、聞いただけで美味しそうでしょ?はい、美味しかったです!醤油ベースのタレでご飯が進みますね。
ご飯は白ご飯じゃないのは、外国の人のことを考えてのことかもしれませんね。
ちなみに、一緒に行った家族がくわ焼きじゃなくて牛丼を選んでいたので、味見したのですが、こちらは甘辛の醤油ベースで、これも美味しい。
うーん、機内食、侮れないわぁ。
牛丼はこんな感じ。
メイン以外は一緒です。
冬瓜はちょっと凍っていて冷たすぎでした。
味は良かったけど。
おからはエビ?の風味が良かったです。
サラダは普通ですが、新鮮でした。これ大事。
で、デザート。ライチ入りのプリン!
これはいけます!
あー美味しかった!と喜んでいたら、なんとそのあとこれが来た〜
ハーゲンダッツのミニアイス!
私たちは3人ともこの味でしたが、他のもあったのかな?
あとはまったりと緑茶を飲んで締めました。
飛行機にはあちこちの会社のを何度も乗ってますが、こんなに満足したのは初めてです。
3年前に台湾に行った時もJALだったけど、その時の食事は、悪くはないけど、特筆すべきものでもなかったです。
なんでこんなに変わったのかしら?
企業努力のおかげですね! 足元も広い機種だし!
JALは、機内食改善の為に、若手シェフのコンペティション「RED U-35」というのを行ったそうです。
そのファイナリスト6名によるメニューなのだそうです。
なるほど、さすがに凝ってる!
こんなふうに、そのことが書いてある紙も一緒に配られて、なかなか興味深かったです。
JALは一度破綻しているので、そのせいで、なんとかしなくちゃという感じなのかも。
こういう企業努力は素晴らしいです。
U-35というところもいい! すでに有名なシェフじゃなく、若い人にこういう機会があるのはなかなかです。
企業努力といえば、私が乗ったJL043便(羽田→ロンドン)というのは、JAL SKY WIDERという座席が導入されていて、これって、普通のエコノミー席より足元が広いんです。
普通の席が約79cm、SKY WIDERはそれよりも5〜7cm広くなっている上に、シート自体前より3cmスリム化されているので、計8〜10cm広くなっている!
これはすごい。
さて、実際に乗ってみた感想は……
確かに広いかも。
すいません、感激が薄くて。
前回JALに乗ったのが台北行きで、時間が短いために苦しかったという記憶がないため、比較できなくて。
ちなみに帰りのJL046便もこれでした(パリ→羽田)。
なので比較になりませんでした。
でも、エコノミーで足元が広くなっているなら、プレミアムエコノミーの必要がなくなってしまうのでは?
いえいえ、大丈夫。
プレミアムエコノミーも広くなっているんですよ〜。
JALのホスピタリティは?
いろいろな会社の飛行機に乗ったけど、JALのホスピタリティはやっぱりいいと思います。
今回は特にそう思いました。
昔からちゃんとしてたけど、なんだかお仕事〜っていう感じのキチンと感があって、ちょっと冷たい感じもあったんですよ。
でも、今回はだいぶ自然でゆるいっていうのかな、ちゃんとお仕事しつつも、フレンドリーな感じもあってよかった!
フライトアテンダントの人がちょっとベテランさんの人が多かったのも、その理由の一つかも。
ところで、今回の席は真ん中の島(?)だったので、窓の外が全く見えませんでした。
なので、一番後ろに行って窓の外を見ると、おおおお〜、いいお天気!
お、下に地面も見えます。
ここどこ?
と思って、そばにいたアテンダントさん(外国の男の人)に聞いてみたら、
「ロシアのことは確かなんだけど、この12時間のフライトのうち8時間ぐらいロシアの上なので……」
とのこと。
まだロシアに入った最初の方だったみたいで、
「ロシアは、かなり広くて、ほとんどが未開の地なんだよ。道路も何もないでしょう? たまに鉱山とかがあるらしくて、ダイヤモンドとかのね。それで町っぽいものがあったりする。夜だと灯りがポツポツ見えたりするんだ。あ、ほら、あんな風にたまーに道路がある。あれも鉱山じゃないかな。北朝鮮からの労働者が働いてたり……たぶんね」
というようなことをたくさん話してくれました。(英語)
面白かったですよ!
また日本人の女のアテンダントさんにも
「食事、美味しかったですよ」
と話しかけたところ、
「良かったです!すごく評判いいんですよ」
とのこと。
でも、ヨーロッパからの便は同じJALでも全く違うらしく、「外国の味」だそうです。
「期待してガッカリしたらごめんなさい」とのことでした。
ね、柔らかい感じでしょう?
本音が出ていて、とても好感が持てました。
そうそう、今回、おやっと思ったのが、これ。
ちょっとお茶目な感じでニッコリしてしまいました。
お菓子の箱です。
飛行機の一番後ろのところにありました。
ちょっと小腹が空いたときにいいですよね。
たまたま写真取ろうとフラフラしているときに見つけました。
最後の食事はモスバーガー!
あと5時間というところで、少し機内がある明るくなって、パンと飲み物のサービスが。
ジェノベーゼ風ポテトパンだそうです。
どんなんだ?
こんなんです (o^^o)
バジル風味ポテトサラダ入りのパン。
思ったよりは美味しい。連れは「微妙」と言いつつ、すっかり食べてましたが。
そして、あと2時間という時にもう一度食事。
まず食事の前にこんな紙を配られます。
「このインストラクションを見て作ってくださいね」とアテンダントさん。作る????
そして配られたのがこれ。
「Air Mos」ことモスバーガー!
でも、ただのテリヤキバーガーではありません。
クリームチーズてりやきバーガーなのだよ!
まずパンとハンバーグの間に挟まっているシートを取り除く。パンもハンバーグもアツアツです。このシートは、よくお刺身の下にあるようなやつで、これのおかげでパンも湿ってないし温度も下がらない。
でテリヤキソースを付けて(普通より水っぽくない。機内用ですね)、レタスを挟んで、クリームチーズを上のパンの内側に絞り付けて、サンドして完成。
ちょっと「めんどくさ」と思ったものの、なかなか美味しかったです。
まぁ、垂れてこないように、マヨネーズやめたんだと思うけど、
味も、私はマヨネーズよりクリームチーズの方が好きかもしれません。
トーハトのポテコが付いてました。
これもAir Mos仲間なのね。(笑)
いや、今回の機内食はなかなかのおいしさでした。
JALがんばってる!
それに、おもてなし度も上がったと思うし。
アテンダントさんの雰囲気といい、一番後ろにあったこんなお菓子といい、またJALにしようかなと思っちゃったよ。
追記 帰りの便はこんな感じ
帰りはパリから羽田に乗ったんですが、やはり行きほどの感激はなかったです。
でも、JALの機内食、やはり以前より良くなっていると思います。
ちなみにこんなのでした。
これは和食。
メインはテリヤキ丼、上に乗ってないので丼じゃないな。お味噌汁が嬉しかったです。
その他、生野菜のサラダ、生ハムのオードブル、そうめん、フルーツ、チーズ。
洋食はこんな。
ビーフシチューとパンですね、メインは。
メインが和食と違うだけで、あとは一緒です。(味噌汁はなし)
そして最後にやはりハーゲンダッツのアイスクリーム! バニラ味でした。
行きのハーゲンダッツよりサイズが大きかった! フランスサイズでしょうか?
それから、行きの機内にもあったお菓子コーナー、ありました!
あ、ジュースも置いてあったのね。
チョコレートもらいました (o^^o)
さて、帰国便最後の軽食はこれ。
ザ・機内食って感じです。
手前のオムレツは、見かけがあまり…笑
味は可もなく不可もなく 笑笑
不味くはないですよ。
右上はヨーグルト。
左上のフルーツは杏とぶどう。
ロシアのハバロフスク過ぎた辺り?の空。
うわ、真っ白。下は曇りですかね。
あー、あと1時間半で羽田です〜!
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