Mozillaは2019年1月10日(現地時間1月9日)、Windows、Mac、Linuxなどデスクトップ向けのWebブラウザFirefoxのメジャーアップデート版として先月2018年12月12日にリリースした「Firefox 64.0」初となる修正バージョン「Firefox 64.0.2」をリリースしました。
今回の修正バージョン「Firefox 64.0.2」では、MacOSでブラウザがクラッシュする問題を修正するとともに、Youtubeでビデオが途切れてしまう問題や開発者ツールインスペクタでカラムサイズが正しく復元されない問題などが修正されています。
「Firefox 64.0」では、2018年最後のメジャーアップデートとして、indows 10上のネイティブな共有ダイアログをサポートし、Windowsユーザーはネイティブの共有機能を使用してWebページを共有することができるようになるなどいくつかの機能追加および機能変更や修正が行われました。
Firefox 64.0.2デスクトップ版リリースノート
変更
- macOS: ブラウザがクラッシュする問題を修正 (bug 1510058)
- 日本語版において翻訳されていなかった文字列の更新 (bug 1513259)
- 開発者ツールのインスペクターにおいて列のサイズが正しく復元されない問題を修正 (bug 1503175)
- YouTube においてビデオ再生が途切れ途切れになる問題を修正 (bug 1513511)
- いくつかの軽量テーマのための更新 (bug 1508777)
この「Firefox 64.0.2」は、すでにFirefoxがインストールされている場合にはメニュー「Firefoxについて」からいつでもアップデートすることができます。
なお、今回のデスクトップ版「Firefox 64.0.2」リリースに合わせて、Firefox for Android 64.0.2も同様にアップデートされています。
Windows、Mac、Linux、そしてAndroid版は、Mozillaウェブサイトよりダウンロード可能となっています。
Mozillaは、6〜8週間隔で新しいFirefoxのバージョンをリリースしています。Windows、Mac、Linuxなどのデスクトップ向け次期メジャー・アップデート版「Firefox 65」は現地時間2019年1月29日(火)のリリース予定となっています。