チュイルリー公園の前に建っていて、地下鉄の2つの駅にも徒歩5分弱。
ルーブル美術館にも歩いて行けるし、オペラ座や有名デパートのギャラリーラファイエットにも歩けてしまうという、素晴らしい立地にある「ウェスティンパリヴァンドーム」というホテル。
スタッフも気さくで、いかつくて立派な外見なのに、過ごしやすいホテルでした!
重厚だけど、パリのデザインは、なんとなく繊細
パリのこの辺りには、建物がどーんと続いているんだけど、それがロンドンとはちょっと違う感じがするのが面白かったです。
同じように重厚な感じの建物が続いているにに、パリの方が少しデコラティブ? なんとなく柔らかい感じがしちゃう。
さて、このホテルもそんな建物のうちの一つで、ほんとにいかつい、でも美しくて大きなホテルです。(上の写真はホテルの外観)
これが入り口。
ホテルのスタッフがいて、荷物を運んでくれます。
とても立派なホテルです。
(しかし、前日までいたロンドンのホテルが規格外だったせいで、あまり驚けず……、いや、綺麗なホテルです)
入口を入ると、すぐにレストランがあって、その右奥がレセプションです。
レストランもなかなかいいんですが、それは後述しますね。
広さも十分、雰囲気のある室内
さて、肝心のお部屋を紹介しましょう。
ダブルベッド2台の部屋です。
写真を撮る前にベッドにダイブしたやつがいるので、ちょっとシーツがくしゃっとなっています。
写真に写っている窓の前にはじゅうぶんな広さがあって、大・中・小のスーツケースが全部広げられました。
荷物整理もラクラク。
ベッドの反対側はこんな感じ。
キャビネットには冷蔵庫もありましたが、飲み物がぎっちり詰まっていたので、全く使いませんでした。お菓子もたくさんありました。
これって、サービスってことないですよね?
冷蔵庫の上の棚のお菓子とか飲み物とか。
お腹が空いていることがなくて、あまり食べたいと思わなかったので、わかりません(すみません)。
その上のテレビもまったく見なかった……
デスク、そして窓際にテーブル。
テーブル用の1人がけソファーが一つしかなかったのですが、デスクのやつと、洗面所のスツールがあったので、3人ですわることもできて、問題なし。
無かったら、なんか持って来てもらうつもりでした。
窓側から見た感じ。
誰だ、靴を脱ぎ散らかしているのは。
これは窓からの景色。
窓の外は中庭です。向こう側の客室の窓しか見えないんですけどね。
建物のデザインが素敵なので、あまり気にならなかったけど。
古い建物なので、写真に写るとどうかなぁ。
ちなみに、窓はまったく開きません。
空調はしっかりしているので問題ないですが、これって防犯のため?
私たちの部屋は4階だったので、この景色でしたが、この中庭の1階はこれです。
レストランみたいです。
そういえば、どこかの口コミに「夏場に、前にあるチュイルリー公園の移動遊園地が遅くまでうるさかった」というのがありました。確かに移動遊園地が来ていましたが、私たちが泊まった部屋は中庭に面していたせいか、とても静かでした。
窓の反対側の壁にはキャビネットがあって、クローゼットと金庫、アイロンセットなんかもあり。
写真は金庫だけだけど。
バスルームも狭くないし、清潔
こちらは、バスルームの洗面所。
この横にバスタブあり。(写真撮り忘れました)
シャワーは可動式。水圧は弱かったです。
バスタブも洗面シンクも水はけがイマイチだと思っていたのですが、栓をいじったら、一気に良くなりました。
お掃除はとっても綺麗にされていて、満足です。(コレ大事!特に水回りは)
アメニティはこんな感じ。
マウスウォッシュ、くし、シャワーキャップ、化粧コットン。
ボディソープ、シャンプー、コンディショナー、ボディローション。
シャンプーとコンデショナーは香りも強すぎず、使いやすかったです。
残念ながら、ボディソープとボディローションは未使用。
石鹸がリーフ型でかわいいんですよ、使いごごちも良かったです。
朝食はふつうかな
朝食付きのプランだったので、朝食はこちらのレストランで。
1階ですね。
中はちょっと逆光で暗いんですが……
わりと広くて、すぐに席に案内してくれて、対応は良かったです。
朝食の中身はふつう?
卵料理をその場でしてくれるのは良かったけど、あとはよくあるホテルの朝食です。
あ、新鮮な野菜がほとんどなくて、それはマイナス点です。
もっとサラダを!
品数自体は少なくないです。
朝からガッツリ食べてるやつもいますが。
レストラン
正面入り口を入ってすぐにあるレストラン「La Terrasse Fleurie」。
室内なのに、なんとなく清々しい雰囲気のレストラン。
着いた日に、夕食をとりました。
疲れていたので、あまり外に出歩く気分じゃなくて、ホテル内で食事をすることにしたんです。
フランス料理だそうで、あまり期待してなかったのんですが、美味しかった!
ちょっといい感じでしょ?
メニューはフランス語と英語。
まぁ、英語があれば大丈夫。スマホもあるし。
こんなものを食べました。
(なんだったか忘れました……)
パリ1日目だったんですが、レストランの人も感じが良くて、なんだかホッとしました。
このレストランは少しカジュアルな感じ。
この他にもホテル内に、「Le First」というレストランや、バー「Bar Tuileries」があるみたいです。
余談ですが、パリで食べたものは、このレストランの食事だけでなく、ほとんど美味しかったんですよ。
美食の街なのは本当かも、と思いました。
コンシェルジュ
以前に台湾に行った時に、コンシェルジュさんのおかげでとってもラクをした経験以来、コンシェルジュさんに頼ることを覚えた私。
今回もお世話になりました。ふっふっ。
ルーブル美術館のチケットを頼んだり、タクシーを頼んだり、荷物を預かってもらったり、はては「ビンの栓抜きを貸してください」なんて頼みにいったり。(貸してくれた。「それでダメだったら、他のをレストランに借りてあげるから、おいで」と言われました)
レストランの予約も頼む予定だったんですが、これはトリップアドバイザーでweb予約できたので、頼みませんでした。
なにしろ、フランス語はお手上げ状態なので、そういう時こそコンシェルジュさんの出番ですよね。
このホテルには日本語の通じるスタッフは全くいなかったので(というか、パリでもロンドンでも、日本語の通じるところはどこにもなかった)、英語での会話になりますが、心配な人は、要件を書いておくといいと思います。
レストラン予約なら、「店名、reservation、日付、時間」とか。
で、答えも紙に書いてもらう。そうすれば、あとで、わからないところは単語調べたりすればなんとかなりますよ。
あ、そうだ、最初に「ボンジュール(こんにちは)」と最後に「メルシー(ありがとう)」は忘れずに!
挨拶、大事。
このホテルのコンシェルジュさん、2人ほど話しましたが、とても明るくて優しかったです。
というわけで、このホテル、見かけよりフレンドリーで、なかなか過ごしやすいホテルでしたよ!
追記。
ここのホテルはSPG(Mariott)というホテルグループの一つなんですが、私はここの会員で、泊まっていた階がここの会員専用フロアでした。
そのせいかどうかわかりませんが、ちょっとしたサービスがありました。
Jean Paul Hevin (ジャンポールエヴァン)のチョコレートが置かれていました。これ。高級チョコレートですぅ〜!
箱も可愛いけど、中身のチョコもむっちゃ美味しかった!
それから、他にも毎日のチョコレートサービス。
チョコレートが毎日置かれていました。
うーん、たまらないわ〜。
また、フルーツとシャンパンのサービスもあって、ちょっとびっくりでした。
◆ ウェスティン パリ ヴァンドーム
The Westin Paris Vendôme
3 Rue De Castiglione, 75001 Paris, France
Tel.010 33 1 44 77 11 11
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