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Apple、iOS 9.3.2およびiOS 9.3.3の署名を停止。最新バージョンiOS 9.3.4からのダウングレードは不可能に

Appleは本日(現地時間8月25日)に「iOS 9.3.2」および「iOS 9.3.3」の署名を停止しました。これは、iTunes経由での「iOS 9.3.2」および「iOS 9.3.3」へのダウングレード、あるいはアップデートが行えなくなったことを意味します。これからはiPhoneを復元しようとすると、iOS最新バージョン「iOS 9.3.4」をインストールすることを余儀なくされます。

iOS932-signing

Appleは5月17日に「iOS 9.3.2」を、7月19日に「iOS 9.3.3」を、そして最新版「iOS 9.3.4」を8月5日にリリースしています。今日までの間、この3つのバージョンを選んでアップグレードまたはダウングレードすることが可能でした(ちょっと異例ですね)。そして、今日「iOS 9.3.2」および「iOS 9.3.3」のファームウェアの署名を停止しました。今後はiOSユーザーがアップグレードすることができる唯一のファームウェアのバージョンは「iOS 9.3.4」となり、iPhone、iPad、またはiPod touchなどのiOSデバイスで「iOS 9.3.2」および「iOS 9.3.3」ファームウェアへのダウングレードは行えなくなりました。


今回のAppleの「iOS 9.3.2」および「iOS 9.3.3」の署名停止は、最新バージョン 「iOS 9.3.4」をリリースしてからほぼ3週間での対応と成ります。通常、Appleが前のバージョンのファームウェアをこんなに長い期間使用できるようにしていることは稀で、かつ前のバージョン「iOS 9.3.2」「iOS 9.3.3」ともに有効だったことも珍しいことです。これからは今回の署名停止を受けて、ダウングレードするにしろアップデートするにしろ、選択肢は「iOS 9.3.4」のみとなります。

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