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【ロードバイク】キシリウムプロ UST、買いました その2【ホイールレビュー】

マビックのキシリウム プロ USTを海外通販でポチり、400km走って感じたことと簡単になったというチューブレスタイヤの脱着をやってみた結果です。ロードバイクを始めて、まだ2,000kmくらいしか走っていない初心者なりの、レビューというより感想と思って読んでください。最初に結論を書くと、

①別次元の乗り心地
②上り坂が楽になった
③少し速くなって、余計疲れるようになった

それから、タイヤの脱着ですが、なんと最初にかかった時間は

3時間!!!

ただし、要領がわかったので、今度からは15分くらいでやれる根拠のない自信はできました。

1.キシリウム プロ UST で走ってみた感想(インプレ)

①別次元の乗り心地

いつも同じサイクリングコースを走っているので、どこがどういう路面状況かよくわかっていますが、キシリウム プロ USTでは、本当にそこを「絨毯1枚敷いた」ような感覚で走れます。タイヤが路面をしっかりトレースしつつ、細かい凹凸を消してくれる感じです。

キシリウム プロ USTにはホイールと一緒に開発されたYKSION(イクシオン)PRO USTというタイヤが付いてきます。

普通、ロードバイクのタイヤ(チューブ付きのクリンチャー)は空気を7気圧から9気圧入れますが、YKSION PRO USTの空気圧は5気圧から7気圧です。前輪と後輪の気圧も微妙に変えつつ、7気圧、6気圧、5気圧と試しましたが、低い気圧ほど乗り心地は良くなる気がします。

現在の体重は80kg(最近、減量は横ばい状態。鬱だ)、最初に5気圧で走った時はさすがに「こんな低圧で大丈夫かいな」と少しビビりながら走りましたが、100kmを気持ち良く走れました。

でも、適正空気圧はどのくらいか、気になって検索したら、「MY MAVIC」というMAVICのタイヤの適正空気圧を算出してくれるアプリを発見。

MyMavic 1.2.3 (無料)
カテゴリ: スポーツ
販売元: Mavic SAS – Mavic SA(サイズ: 28.01 MB)
全てのバージョンの評価: (件の評価)
さっそく、
自転車タイプ:ロード&オールバイク
 ↓
目標:コンフォート
 ↓
ユーブタイプ:チューブレス
 ↓
ウェザー:ドライ
 ↓
リム幅:700×17C
 ↓
タイヤ幅:25mm
 ↓
体重:80km
 ↓
自転車重量:8kg
(装備品の重量も入れたほうがいいかも)
で計算。結果は、
前輪6.1気圧、後輪6.4気圧。
ちなみに体重70kgで計算したら、前輪5.1気圧、後輪5.3気圧でした。
早く「マビックUST 5気圧で乗ってます」と言えるくらいの体重にならなきゃね。

②上り坂が楽になった

「ギア2枚軽くなった」とか、かっこいいことが言えるといいのですが、坂の勾配に合わせて適切なギアを選択できるほどまだ走りに余裕はありません。

でも、これまで息を切らして上っていた勾配4%、200mくらいの上り坂も、心拍数をそれほど上げずに登れるようになりました。短い坂では、その気になれば無理せず加速できるようにもなりました。

このへんは、完成車についていたホイール(俗に言う鉄下駄ホイールと言うやつですね)とキシリウム プロ USTの重さの差も大きいと思います。

残念ながらグラム単位で測れるハカリが我が家にはないし、キシリウム プロ USTはタイヤが装着された状態で家に送られてきたので、わざわざはずすのも面倒。

というわけで、タイヤ付き、クイックリリース付きでホイール&タイヤ(スプロケットなし)を自分で持って体重計で測ってみました。100g単位の超大雑把な計測ですが、

鉄下駄ホイール     2800g
キシリウム プロ UST   2000g

800g軽くなりました。

面白いことに、キシリウム プロ USTの2000gというのはカタログ値とぴったり一致します。

Ksyrium PRO UST(ホイール) 1420g
YKSION PRO UST(タイヤ)   260g×2
シーラント(60cc)         60g
____________________________________
合計             2000g

シーラントというのは、チューブレスタイヤの機密性を保ち、タイヤに小さな穴が空いた時、その穴を塞ぐ白い液体ゴムです。

チューブレスタイヤには使用時にこのシーラントを入れるものが多いのですが、キシリウム プロ USTの場合、タイヤ1つに30cc入れます。前後輪で60ccだから(比重を無視すれば)60g。このシーラントまで加えれば、キシリウム プロ USTのカタログ値もちょうど2000gになります。まあ、偶然だと思いますが。

③少し速くなって、余計疲れるようになった

最初に走った日、後でサイコンの記録を見たら最大速度が10km/h上がっていました。初年度の目標は、「踏まないこと」。足の重さでペダリングすることに徹しているので(坂道除く)、最大速度をほとんど気にしたことがなかったのですが、それまで38km/hだった最大速度が48km/hになっていました。

最初に走った日の平均速度は、それまでのベストタイムと同じ22km/h(遅くてすみません。いつも走っている川沿いのサイクリングロードは帰りはほぼ向かい風で大変なんだと、少し言い訳しておきます)。平均すると、今までより3km/hくらいアップした気がします。

ただ、問題は(こっちの方が自分にとっては大問題なのですが)、せっかく安定してきた(と自分では思っていた)ペダリングがめちゃくちゃになってしまったことです。

足の重さでペダリングしていると書きましたが、これまではフロントインナー34T、リア15T、ケイデンス90、時速25.8km/hで走ることを目標にしてきました(わかる人にしかわからない書き方ですみません。説明は長くなるので省略)。

ところがキシリウム プロ USTは、これまでと同じ感覚でペダリングすると、軽すぎて、スコンと足が抜けてしまうのです。要するに、今まで「足の重さでペダリングしていた」というのは錯覚で、実は「踏んでいた」ということですね。キシリウム プロ USTは知らない間に踏みすぎて、結果として今まで以上に疲れることが多くなりました。

まあ、「足の重さでペダリングする」というのも感覚的な表現で、実際はハムストリングスや大臀筋だけでなく、大腿四頭筋などいろんな足の筋肉や体幹の筋肉を使ってペダルを踏んでいるというのが本当のところだと思います。逆に言えば、ペダリングがうまければ、キシリウム プロ USTでもフロントインナー34T、リア15T、ケイデンス90でより楽に走れるはずです。道のりは、まだまだ遠いなあという感じです。

2.チューブレスタイヤの脱着に悪戦苦闘

スイスのベラチスポーツから送られてきたキシリウム プロ USTには、最初からタイヤが装着されていました(シーラントも一緒に送られてきましたが、タイヤにはまだ入っていない状態です)。

前輪を手に取り、しばらくタイヤを親指で押しているうちに、「これ本当に取れるのかな」と思えてきました。

パンクに備え、シーラントを入れる前に、一度脱着してみることにしました。

さっきも書きましたが、シーラントというのは「液体ゴム」、もとはゴムの木の樹液です。

ロードバイク用のシーラントがどんなものかは、このブログが詳しいです。

Finish Lineが新型シーラントを発表 ラテックス不使用でケブラー主体

単なる液体ゴムならモノタロウで調達したほうが安いと思ったのですが、これを読むともう少し、慎重に検討をしたほうがよさそうです。

話をタイヤの脱着に戻します。

自慢ではないですが(?)、私はこれまでパンクの経験がなく、チューブの交換もやったことがありません。そのクリンチャーのタイヤよりもチューブレスは脱着が難しいと少し前までは言われてきたわけで、自分で一度脱着を試してみるしかないと思ったのでした。

とりあえず前輪のタイヤを外してみることにしました。

①タイヤの外し方

前回のブログで紹介した動画を再録します。

やってみた結果、基本的に店長が言っていることは正しいと思いますが、でも、まず、タイヤがなかなか外せない!

時間がかかった最大の理由は、チューブレスタイヤの基本構造がわかってないので、タイヤが傷つかないようにビビりながらやっていたからです。

そこで、最初にチューブレスタイヤの基本的な構造を説明すると、

チューブレスタイヤというのは、こういうリムに(マビックのリムにはスポークを止める穴は開いていません)、

こういうゴムの帯(=タイヤ)がはまっているだけです。

クリンチャー(チューブ入りのタイヤ)と比較して図で示すとこんな感じです。チューブレスは、タイヤの端っこのビードと言われる部分がリムとしっかり密着し、空気が漏れないようになっています。

タイヤを外す時は、このビートをまずリムの中央の溝に落とし込みます。

でも、ビードがリムの淵にぴったりくっついて、なかなか外れないんですね。

付属していたタイヤレバーを無理やり差し込んだら、せっかく買ったタイヤを傷つけてしまうかもしれない。

ネットを検索しながら、動画を見ながら、タイヤをモミモミしながら、このブログのための写真を撮りながら(これをやらなければ、それほど時間はかからなかったかも)、タイヤを外すだけで2時間以上かかりました。

理屈と構造がわかったので、今度は15分くらいでタイヤを外せる気がします。

外すコツは?

まず、リムの中央にビートを落とすような感じでタイヤ全体を力一杯モミモミする。

一箇所にタイヤレバーをねじ込み、リムとビートを剥がす。

一箇所でもはがせれば、あとはなんとかなります。

タイヤレバーを間違ったところに刺さなければ、力任せで大丈夫です。

②タイヤのはめ方

先にビートの片側をリムに入れます。←ここポイント

外に出ている側のビードを空気を入れるバルブの反対側からタイヤにはめ込んでいきます。最後30cmくらいはかなりきつくなります。私は、タイヤレバーを使ってはめ込みました。

タイヤを外すよりは簡単でしたが、やっぱりかなり硬い。最初、先にビートの片側をリムに入れることを知らず、はめ込むのにも1時間くらいかかってしまいました(いくつか動画を見ると、ちゃんと説明しているのですが、耳に入らない)。今度は5分くらいではめられるような気がします。

ちなみに、タイヤをはめる時は、タイヤとホイールのマビックのマークを合わせるのが基本だそうですが(見た目の問題)、タイヤをはめるのに一生懸命で、見事ずれてしまいました。シーラントを入れてしまったので(タイヤを外せばシーラント入れ直し)、このまま使っています。

③ビードを上げる

タイヤがハマったら、空気を入れます。

タイヤの内側の線が均等に上がればOK。

普通の空気入れのほか、携帯用のポンプでも入れてみましたが、簡単に上がりました。

いろいろドタバタはあるかもしれませんが、シーラント入れる前に、一度タイヤを脱着してみるのは大事だと思います。

④パンクの時は

それからパンクですが、そもそもシーラントを入れているので、小さい穴はふさがると言われています。

外でパンクした時も、携帯ポンプで空気を入れれば、空気が少しずつ漏れたとしても家まで帰ってこれそうです。

タイヤが裂けるようなパンクになった時は、チューブを入れればいいということなので、今までのようにチューブを1本持って走りに行っています。チューブを上手く入れられるかは、やってみなければわかりませんが。

これまで目標は「楽して遠くへ」だったのですが、キシリウム プロ USTに変えてから、「ヒルクライム、どうよ。楽しいぞ」と悪魔がささやき始めています。「楽して遠くへ」も、突き詰めていけば200km、300kmとなりそうだし、ヒルクライムもどんどん勾配がきつく、距離の長いコースにはまっていきそうだし、どっちにしてもロードバイクは

ドMの道なのか。

なんか違う気がする。

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nob
MZ-80いじってました。アップルはMacintosh IIcxから(平和な時代でした)。それ以降も、本気で勉強する気にならなかったので、ITは、いつまでたってもわからないことだらけ、猫灰だらけ。

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