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【ロードバイク】九十九里に行ってきました【千葉外房有料道路経由】

自転車が通れる千葉外房有料道路を使って九十九里に行ってきました。距離は、いつも走っているサイクリングロード(幕張から利根川まで)と同じ片道50km。違いは獲得標高で、利根川往復392mに対し、九十九里往復は734m。ただ、アップダウンがそれほどきついわけではなく、運動に丁度いい感じ。ロードバイクで行くと九十九里は意外と近かったのでした。

千葉市自転車走りやすさマップを見つける

行ってきたのは白子町(とその隣の九十九里町)。理由は、そこが幕張から太平洋への最短ルートだったことと、たまたま自転車が30円で走れる千葉外房有料道路が、そこを通っていたから。

千葉市から九十九里浜方面に抜けるルートは、大網街道、東金街道、茂原街道とありますが、大網街道の慢性的な渋滞解消のために作られたのが千葉外房有料道路、らしい。

「らしい」というのには理由があって、昔、休日に房総方面に車で行ってとんでもない渋滞に巻き込まれて以来、房総や九十九里にはあまり行ったことがなかったからです。房総も九十九里も私の頭の中では行ってはいけない同じエリアだったのです。

でも、同じサイクリングロードを半年走っていると、たまには違うところにも行ってみたくなります。幕張を起点に距離を測ってみると、利根川も九十九里も距離はそれほど変わらない(直線距離では少し遠いが、道程はほとんど変わらない)。それに比べ房総は倍くらい遠い。

しかも、「渋滞解消のために作られた」という自転車の通れる有料道路まである。もう、行くしかない!

というわけで前の晩、ルート計画を立てたのですが、問題は千葉房総有料道路までのルート。千葉房総有料道路はJRの鎌取駅の近くから始まっているのですが、家からだと千葉の市街地を通り抜けた先にあります。

しかも、最短ルートを通ると、その先も千葉大医学部脇の坂道を登ったり降りたりしなければいけない。30円の有料道路に入る前に疲れてしまいそう。

それで、検索して見つけたのが、

千葉市自転車走りやすさマップ

自転車専用レーンがあるような走りやすい道だけでなく、坂道の斜度の高低もわかるようになっています。住民税もたまには役に立つ。

マップを見て見つけたのが、支川都川(しせんみやこがわ)。千葉大医学部脇の坂道を避けるように、10kmくらい続くジョギング兼自転車道が千葉房総有料道路のすぐ近くまで伸びているじゃないですか。

実際行ってみてら、こんなのどかな道でした。

実際は初めての道だったので、途中何度か迷い、家から15km離れた千葉外房有料道路の入口に着く頃には、1時間近くかかってしまいました。

九十九里、本当にたどり着けるのか!?︎

自転車が30円で走れる千葉外房有料道路

千葉外房有料道路はこんな感じです。最初は片側2車線ですが、自動車レーンの脇に1mくらいの自転車レーンが設けられています。

千葉外房有料道路の全長は14.3km。その真ん中あたりに、料金所があります。料金箱(?)は投げ銭方式。お釣りは出ません。ちなみに、写真に写ってない右手に自動車用の有人の料金所があります。

道路の途中には、「イノシシ飛び出し注意」「タヌキ飛び出し注意」の看板もあります。ちなみに写真は帰りに撮ったもの。

事前にネットで「千葉外房有料道路 ロードバイク」で検索すると、

①制限時速60kmなのに、自動車が高速道路のようなスピードで横を通り過ぎて怖い
②途中にあるトンネルはさらに狭く、その前で迂回した上がいい

という書き込みもありました。

実際怖いと感じたのは、帰りに大型のアルミバンのトラックが車間距離を空けずに通り過ぎて行った1回だけ。トンネルも、前照灯は点灯したほうがいいですが、すぐ出口の明かりが見える長さで、それほど怖さは感じませんでした。このへんは個人差があるかもしれません。

後でサイコンの記録を見ると、最大勾配36%(100mで36m上る坂)だったのですが、そんなきつい坂、どこにあったっけという感じで、運動に丁度いいアップダウンでした。

サイコンの最大勾配36%が信じられず、Flattest Routeで千葉外房有料道路の最大勾配を確かめてみたら24%。正直、いつも走っている花見川サイクリングロードの迂回路の14%勾配の坂のほうがよほどきつい。もしかしたら、サイコンの勾配はかなりいい加減なのかもしれません。

白子町に着けど、海は見えず

千葉外房有料道路が終了して、後は白子町の九十九里浜を目指します。ところがこれがなかなかつかない。

家から有料道路の入口まで15km、それから有料道路が14.3km。海は、さらにそこから20km先でした。

有料道路を出て1時間弱。海沿いには、九十九里有料道路が走っています。そしてその先には青い太平洋が・・・、と思っていたのですが、ナビ上では海が近くのはずなのに、まるで海の気配がありません。自転車の走れない九十九里有料道路が海を見えなくしていたのです。

千葉外房有料道路を出て、白子町を目指すと、下の写真のところに行き着くのですが、この突き当たりは自動車が九十九里有料道路に出入りするための道路で、「自転車は通れません」。無視して行けるとこまで行ってみましたが、それでも海は見えず。

しかたなく、九十九里有料道路と並行した道を九十九里町方面に走って行ったら、橋の上の九十九里有料道路越しに、海がかすかに見えるじゃありませんか。この橋の下からなら海に行ける?

そう思って、来た道を引き返して、九十九有料道路を超えて(正確には潜って)、やっと海に出られた。

この怒りを誰にぶつけたらいいのか!

町の観光課は何してる!! 町長呼んでこい!!! と思ったのもつかの間、目の前に広がる海にすっかり満足してしまったのでした。

でも、よく考えれば、海の近くの道路から海が見えたら、住んでいる人にとっては塩害で迷惑なだけ。自転車で通り過ぎるだけのお前が文句を言うな、ですね。

海も見たし、ご飯でも食べて、家に帰ろうと思ったのですが、時間を見たらまだ10時15分。7時29分に家を出たのですが、途中、何か所かで写真を撮ったついでに水を飲んだだけで、50kmを休ます走ってきたのでした。

事前に調べておいた海鮮丼がすごい(うまいとは書いてなかった)「密漁船」というお店に行ったら、ランチは11時から。仕方ないので、今度来たら行こうと思っていた隣町の(後で調べたら隣の隣の町だった)九十九里町のSghr cafe(エスジーアール・カフェ)に行くことにしました。

九十九里町には手作りガラス食器で有名な菅原工芸硝子の工場があり、その敷地でカフェやショップもやっているんですね。でもSghr cafeは遠かった。白子町の海岸から10kmくらいだと思いますが、お腹が空いていたから余計遠く感じたのかもしれません。

やっと辿り着いたSghr cafeが、こちら。

このカフェで出てくる食器はすべて自社製。


柄にもない食事をして、帰路に着いたのでした。

幕張(花見川の橋の上)から千葉市街、支川都川のサイクリングロード(?)、千葉外房有料道路、白子町の海岸、九十九里町の菅原工芸ガラスSghr cafeまでのルートをルートラボにアップしておきました。

ちなみに帰りは、Sghr cafeを出て海とは逆の方向、東金市方面に向かって適当なところで左折して千葉外房有料道路へ行こうとしたのですが、そのルートはアップダウンが多いというSghr cafeの店員さんの親切なアドバイスに従って、海沿いの道の手前の県道128号を右折して帰ってきました。道はフラットで、海沿いの道より交通量も圧倒的に少なく快適でした。

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MZ-80いじってました。アップルはMacintosh IIcxから(平和な時代でした)。それ以降も、本気で勉強する気にならなかったので、ITは、いつまでたってもわからないことだらけ、猫灰だらけ。

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